佐久長聖、洛南、立命館宇治、薫英女学院、倉敷、神村学園登場 11/4まで長野、京都、大阪、岡山、鹿児島など30都府県開催/高校駅伝
年末の全国高校駅伝(12月22日/京都)の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が各地で開催されており、明日10月30日から来週11月4日までの間に、30の都府県大会が一挙に実施される。これで11月10日の三重を除き、46都道府県の代表が決まることになる。 2024年高校駅伝日程のチェック! 長野の男子は、昨年の全国王者・佐久長聖が優位に立つ。5000m13分台4人だけでなく、底上げも進む。女子は2年前の全国大会で初Vを果たした長野東がどんなレースを見せるか。 京都も男女ともに強豪校が登場する。男子は洛南が強力な布陣を整えて府大会10連覇を狙う。また、10月13日の日本海駅伝を制した洛北も注目だ。女子は36連覇を目指す立命館宇治が軸となるだろう。 大阪女子は、19連覇を狙う薫英女学院や、昨年地区代表で初の都大路出場を果たした東大阪大敬愛が出場する。兵庫は男子が西脇工、女子は須磨学園を中心に展開される。 岡山では、男子が昨年の全国2位の倉敷がリードし、女子は興譲館と倉敷の争いか。福岡は男子が大牟田、女子は筑紫女学園が主導権を握りそうだ。 鹿児島の女子は、昨年の全国優勝校・神村学園に注目。Vメンバー4人が健在で、強さを見せるだろう。 なお、ルールが一部改定され、5年に1回だった全国大会の地区代表が今年から男女ともに毎年設けられる。仮に都府県代表(優勝)を逃しても、11月の各地区大会で都府県代表を除いて最上位に入れば、都大路への出場権が得られる(北海道は道代表と地区代表が決定済み)。 また、留学生の出走区間は男女ともに3km区間(男子が2区と5区、女子は3区と4区)限定となり、全国大会だけでなく予選(都道府県大会、地区大会)から適用される。 区間と距離はどの大会も概ね次のとおり。 男子→7区間42.195km(1区10kmー2区3km―3区8.1075km―4区8.0875km―5区3km―6区5km―7区5km) 女子→5区間21.0975km(1区6km―2区4.0975km―3区3km―4区3km―5区5km) <今週から来週前半の高校駅伝日程> 10月30日→埼玉 11月1日→新潟、長野、長崎、沖縄 11月2日→東京、富山、愛知、大阪、和歌山、島根、鹿児島 11月3日→栃木、福井、静岡、滋賀、兵庫、鳥取、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡 11月4日→石川、岐阜、京都、香川、徳島、佐賀
月陸編集部