「英明-健大高崎戦みどころ」6年ごとに続く春夏連覇へ! 健大高崎が初戦に挑む!【大会1日目第2試合】
7日、2024年度の第106回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)が開幕する。今年は大会初日でセンバツ優勝校の健大高崎(群馬)が登場。2年連続で香川大会を制した英明(香川)と初戦突破をかけて対戦する。 【一覧】第106回全国高校野球選手権大会 組み合わせ 春夏連覇がかかる健大高崎は投打に戦力十分。投手陣はエース左腕・佐藤 龍月投手(2年)を欠くものの、石垣 元気投手(2年)や下重 賢慎投手(2年)ら同学年の両腕が軸となりそうだ。直近では根尾 昂投手(現・中日)らを擁した18年、藤浪 晋太郎投手(現・メッツ傘下3A)、森 友哉捕手(現・オリックス)のバッテリーを軸に戦った12年と大阪桐蔭が2度の春夏連覇を達成している。6年ごとの周期でいえば今年が当てはまるわけだが、両校は同ブロックに入り、互いに勝ち上がれば3回戦で対戦することとなる。大会屈指の強豪が揃ったブロックを勝ち上がるべく、大事な初戦で弾みをつけたいところだ。 一方、初戦で対戦する英明は2年連続の甲子園出場を果たし、11年夏以来となる白星を目指している。昨春のセンバツでは初戦で智辯和歌山(和歌山)を3対2で下し3回戦進出。続く作新学院(栃木)との試合は8対9、昨夏甲子園では智辯学園(奈良)に6対7と惜敗しているが、春夏で全国制覇を経験している強豪と熱戦を演じている。今年も初戦からセンバツ優勝校と対戦することとなったが、競った試合展開を保って王者を追い詰める戦いに期待したい。