【どこよりも早い2025ドラフト候補ランキング│31~40位】明治神宮大会で優勝した横浜高の斬り込み隊長・阿部が登場<SLUGGER>
2024年のドラフト会議が終わってまだ3ヵ月も経っていないが、各球団のスカウトたちは早くも次のドラフトへ向けて動き出している。年間400試合以上、アマチュア野球を取材するスポーツライターの西尾典文氏が、25年ドラフト候補の最新ランキングを選定した。まずは40位から31位までを紹介しよう。 ▼40位:蝦名翔人[二塁手・青森山田高] (えびな・しょうと/右投右打) 中学時代はU-15侍ジャパンにも選出。昨年春のセンバツはショートの控えだったが、夏からセカンドの定位置を獲得し、秋からは不動の4番として活躍している。攻守とも形の良さが十分なだけに、力強さが加われば高校からのプロ入りも見えてくるだろう。 タイプ診断:#大型セカンド ▼39位:秋山俊[外野手・中京大] (あきやま・しゅん/右投左打/仙台育英高) 愛知大学リーグが誇る強打の外野手。入学直後から外野のレギュラーに定着し、2年春にはホームラン王、3年秋には打点王に輝いている。対応力が高く、左方向にも放り込めるのが大きな魅力。外野手としての総合力も高く、大学日本代表候補合宿にも召集された。 タイプ診断:#広角打法 ▼38位:繁永晟[二塁手・中央大] (しげなが・あきら/右投右打/大阪桐蔭高) 1年春から不動のレギュラーとして活躍している東都一部を代表する二塁手。高校時代よりも明らかにパンチ力が増し、センターを中心に鋭い打球を放つ。出塁率も高く、セカンドの守備も安定感が光る。昨年は春、秋連続で3割を超える打率を残した。 タイプ診断:#強打のセカンド ▼37位:石井巧[遊撃手・NTT東日本] (いしい・たくみ/右投右打/作新学院高→中央大) 高校時代から評判のショートストップ。大学では少し停滞した印象も、社会人で急成長を遂げてドラフト候補に浮上した。スムーズな振り出しで長打力も大きくアップ。守備の安定感も申し分なく、早くからプロでも戦力になれる可能性は高いだろう。 タイプ診断:#社会人で急成長 ▼36位:阿部葉太[外野手・横浜高] (あべ・ようた/右投左打) 横浜高校で1年夏からセンターのレギュラーに定着。2年夏は3年生を差し置いて主将も任せられた。1番打者だがヘッドスピード、打球の速さは抜群。センターの守備範囲の広さも光る。秋は攻守にわたる活躍でチームの明治神宮大会優勝にも大きく貢献した。 タイプ診断:#2年で主将
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