鹿児島県 大島総合3位、地元開催で躍動 成年男子、団体組手で準V 嶺山(成年男子形)、當原(女子形)2位 県スポ大会・空手競技
若手成長「収穫ある戦い」 大島成年男子 団体組手準V、堂々の戦いぶり
大島の成年男子は、団体組手の決勝戦で接戦の末に鹿児島に敗れたものの、堂々とした戦いぶりを披露した。 松村健主将(38歳、福島不動産)は「若手が島に戻り、力を合わせて戦うことができた。今後の奄美にとって収穫のある戦いだった」と笑顔で話した。 今大会は、7人の登録選手に20代の若手3人を加えて試合に挑んだ。シードで初戦となった肝属戦は「ぎこちなかった」という中、ベテランが踏ん張り勝利。優勝には届かなかったものの、鹿児島戦では次鋒の樺山凱士(26歳、徳之島町役場)、中堅の福島諒太(23歳、自営業)が勝利を上げるなど、若手もチームを盛り上げた。 松村主将は準優勝より、「5年、10年後も引っ張っていける。若手が上がってきたことが何より」と成長を喜んだ。今後については「地区で切磋琢磨(せっさたくま)しながら、県全体が伸びていくのが理想」と強調。「大島はいいチームと言われるよう、これからも上も下も一緒になって頑張っていきたい」と前を見据えた。