【W12エンジンのクライマックス】16台限定のベントレー・バトゥール・コンバーチブルが最終テストへ
最後のW12グランドツアラー
■マリナー最高技術責任者 ポール・ウィリアムズのコメント 「エンジニアリング検証のための公道走行の目的は、実際の条件下で車両の性能、安全性、信頼性をテストすることです。これは、エンジニアがさまざまな環境、交通状況、天候条件下で車両がどのように動作するかを評価するために行われるので、テストコース以外の制御された試験環境では完全に再現できないものです。 このテストでは、潜在的な問題を特定し、システム統合を確認し、規制基準やお客様の期待に応えるためにとても重要です。このプロジェクトの開始時点で、この車が究極のオープンエア グランドツアラーであることは明らかです。外装デザイン、エンジンパワー、そして手作業で作られたインテリアまで、すべての要素が妥協なく創り上げられています」と述べる。 ■最後のW12グランドツアラー バトゥール・コンバーチブルは、クーペ型モデルから引き継がれた革新的なデザインをさらに発展させ、最終的にベントレーの未来の車両デザインへと導くものとなると彼らは表現する。 これは、マリナーによって手がけられ、繊細な手作業で作られたバカラル・バルケッタやバトゥール・クーペに続くモデルだ。マリナーは長年培ってきた伝統を守りながら、個々の要望に合わせた独自の車両を作り続けている。 また、750psを発揮し、手作業で組み立てられた6Lツインターボチャージャーエンジンは、過去20年間にわたりベントレーの成功を支えてきた。W12エンジンの中で最も強力なバージョンをバトゥール・コンバーチブルへ搭載し、W12エンジンのフィナーレを迎える。 さらに、コンバーチブルのルーフは、ハードトップに代わる現代的で触覚的な美しさを提供。断熱材、シーリングシステムの改良、音響処理の組み合わせにより、快適で包み込むような環境が作られているという。 このシステムは、19秒以内に展開または格納することができ、車は最高50km/hの速度で走行しながら操作が可能で、ボタン一つで、豪華なクーペからオープントップのグランドツアラーへと変貌する。 マリナーのデザインチームは、専用に作られたマリナー・ビジュアライザーを使用して、顧客とともにバトゥール・コンバーチブルのデザインを共同制作。 このビジュアライザーでは、車のあらゆる部分をカスタマイズし、色や表面仕上げを選択することができ、無限に提供されるユニークな素材のサンプルがプロセスに質感を与え、顧客がデザインした個性的な車が完成する。