<ここに注目>関東王者・明秀日立の長打力 大島の「鉄腕」エースが挑む センバツ
明秀日立・石川ケニー主将の話
(相手は)良い投手がいると聞いている。(投手攻略に向け)一人一人がチームが勝つために考えて、粘り強くつなぐ打撃を見せたい。目標は日本一だが、一戦一戦大事に戦いたい。
1996年に創部
明秀学園日立高は1925(大正14)年に助川裁縫女学院として開校し、48年に日立女子高と改称。96年の男女共学化に伴い、法人名を「学校法人明秀学園」、校名を「日立高」に変更した。2000年から現在の校名になった。 校訓は「至誠、敬愛、自律、勤勉、協力」。全日制と通信制があり、全日制には生徒の方向性に合わせた複数のコースがある。野球部は1996年創部。2012年に青森・光星学院(現・八戸学院光星)を春夏8度の甲子園に導いた金沢成奉監督が就任し力を付けた。OBに細川成也(横浜DeNA)、増田陸(巨人)ら。サッカー部、女子バスケットボール部、女子ゴルフ部なども全国レベル。
副主将兼マネジャーの田中杏璃さん「粘り強い野球、打ち勝つ野球を」
昨年の秋季関東大会で優勝し、4年ぶり2度目のセンバツ甲子園の出場となります。日本一を目標に本気で野球と向き合ってきました。 切れ目のない打線、安定した守備が売りのチームです。チームとしてまとまりがあり、スタンド、ベンチともに一人一役を果たし、全員で戦ってきました。 諦めず、粘り強い野球、打ち勝つ野球を確立し、応援してくださる方々に勇気を与えられるような野球をしてほしいです。