【ボート】戸田SG 佐藤翼は地元SG初出場で気合十分「いいところを見せたい」
「ボートレースダービー・SG」(22日開幕、戸田) 今節は地元の埼玉支部から4人が参戦している。注目は、地元SG初出場となる佐藤翼(36)=埼玉・105期・A1=だ。引きあてた65号機は、2連対率が44%という素性のいいエンジンで、「いい感じでした。少しだけペラを叩いて乗ったら体感は悪くないし、もう少し叩いてスタート特訓に行ったら行き足なんかも悪くなかったです。(前々回に乗った)桐生さんからも良かったよって言ってもらえたので、それを信頼していきます。本当に戸田のいい時の感覚だと思う」と早くも手応えをつかんでいた。 表情は落ち着いており、「今のテンションは普通くらいになっています」と苦笑い。それでも、「変な気持ちを入れずに、しっかり予選突破できるように地に足をつけて走るだけ。あとは乗れば勝手にテンションは上がってくると思います」と気合は十分だ。 10月20日に、妻の土屋南が第2子を懐妊発表したことについても、「妻がつわりで苦しんでいる分、レースで元気な姿を見せたい。いいところを見せたいし、自分は頑張るだけです」と気を引き締めていた。 戸田の参戦自体は優勝戦の1号艇でFを切ってしまった2023年8月のお盆開催以来となるが、「もう何十年も戸田を走らせてもらっているし、今更ブランクなんか言っていられません。スタートは速いから気をつけないと行けないけど、気持ちを込めたスタートを行きたいです」とアピールしていた。