クリーニングから戻ってきたスーツ「ビニールがついたまま収納するのはNG」 長持ちさせるための最適な保管方法
■必ず上下セットで出すこと!スーツをクリーニングに出す際の注意点
後々のトラブルなどを回避するためにも、スーツをクリーニングに出す際には以下の点に注意してほしい。 【ジャケットとパンツをセットで出す】 変色に対応するためにジャケットとパンツは必ず一緒に出すこと。ジャケットとパンツを別々に出す頻度が高いと、気づかないうちに上下の色が異なってしまうケースも…。 【ポケットの中身や装飾品を確認する】 ジャケットとパンツのポケットの中に何も入っていないかは事前に確認しておくべき。また、装飾ボタンや付属品は外してから出すようにしよう。 【シミや痛みの有無を事前に伝える】 クリーニングに出す前にスーツ全体をくまなく確認しておくこと。シミやほつれなどの傷みがある場合は、事前に伝えておくとお互いに安心だ。
■ビニール袋に入れたままはNG!クリーニング後のスーツの保管方法
「クリーニングから戻ってきたスーツをそのままクローゼットにしまうのはあまりオススメできない」という。意外な盲点だったのが、あくまでスーツを保護しているビニール袋は“汚れを防ぐ”ためにあって、そのまま保管すればスーツの状態が悪くなることも…。スーツを長持ちさせるためにも以下の3点を意識するようにしてみてほしい。 【ビニール袋を外す】 ビニール袋はスーツを持ち帰る際に汚れるのを防ぐためのもの。ビニールをかけたままで保管すると内側に湿気が溜まってしまい、変色やカビの発生の原因になる。必ずビニールを外した状態で保管しよう。 【ハンガーを替える】 クリーニング店のワイヤーハンガーのままで保管すると型崩れの原因になるため、肩のラインに合う肉厚で丸みのあるハンガーに掛け替えるのがオススメ。除湿・防湿・芳香効果がある木製のハンガーがベスト。 【間隔をあけて収納する】 スーツとスーツの間隔を最低でも2cmはあけて収納するべき。隙間なく入れてしまうと、シワになりやすくなったり、出し入れする際に生地同士が擦れて傷む原因になったりするので要注意。 お気に入りのスーツを長持ちさせるためには、定期的にクリーニングに出すことが重要。付着した汚れやスーツの状態などをきちんと確認して、最適なクリーニング方法を選ぶようにしてほしい。