中辻崇人は前半で痛恨のFもまくり差しで選抜を制す/ボートレース平和島
ボートレース平和島の10月シリーズの第一弾「第69回日刊スポーツ旗~平和島マスターズ~」が3日に予選2日目を迎える。 初日の天気は晴れで、前検日から気温は上昇し夏日に。追い風は時間を追うごとに強まり、10Rからは安定板が取り付けられ、いわゆる調整力が試される一日だったが、そこは7点レーサーたちが能力を発揮。初日のメインカード「平和島選抜」ではチルトを1に跳ね、更には3カドを選択した中辻崇人が鮮やかにまくり差して快勝。スリット前から伸び返してのぞいた足にはパンチ力があり、近況2節において不発だった70号の復権に成功した模様。ただ、その中辻崇は初戦にFを切り、今期F2に。そのため、2日目以降は外枠が続くことが予測される。今後のチルト選択や仕上がり具合はどうか、優出圏外だが舟券的には注目すべき一人に。 選抜では中辻崇に先行された山田康二だが、自身は初戦、豪快にまくって快勝しており、早くも行き足を上位級に仕上げた印象。2日目以降の走りに楽しみを残した。その他で初日の足色が光ったのは1Rまくりを仕掛けた石井孝之と、2戦して2着2回ながらも6コースから力強く伸びた松尾昂明。2日目、ダッシュ枠2回という石井には穴党の期待が集まる。
マクール