ロッテ・ドラ1西川が入団合意 背番号「6」に決定 青学大OB・井口資仁氏と同じ「特別なもの」
ロッテからドラフト1位指名された西川史礁外野手(21)=青学大=が1日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円で契約に合意した。背番号は「6」に決まった。(金額は推定) 背番号6は青学大OBで西川の憧れである井口資仁氏がロッテで背負っていた番号。「千葉ロッテマリーンズにとって背番号6は特別なもの。(井口さんは)勝負強い打者だったし、自分もそのような打者になりたい」と表情を引き締めた。 今年3月に行われ侍ジャパン欧州戦ではトップチームに選出された実力者で、走攻守三拍子そろった右の大砲候補として期待がかかる。「バッティングは一番の持ち味。長打も打てるし、単打も起用に打てる」とアピールした。 「1年目の目標は、開幕スタメンを取りにいく強い気持ちで、新人王を目指してやっていきたい」。出身地の和歌山県日高川町は徳川家8代目将軍・吉宗のルーツがあると言われている土地だ。ルーキーイヤーから獅子奮迅の活躍を見せ、“幕張の暴れん坊将軍”になってみせる。 ◆西川 史礁(にしかわ・みしょう)2003年3月25日生まれ、21歳。和歌山県出身。182センチ、88キロ。右投げ右打ち。内野手。龍谷大平安、青学大から24年度ドラフトでロッテから1位指名。走・攻・守ともに高い可能性を感じさせる選手。大学球界を代表する右の長距離打者。