「胴上げしてもらえて本当に最高」「オリックスがいたからこそ」ソフトバンク小久保監督、優勝監督インタビュー全文
◆オリックス4―9ソフトバンク(23日、京セラドーム大阪) ソフトバンクが4年ぶりのリーグ優勝を決めた。試合後、小久保裕紀監督の優勝監督インタビューは以下の通り。 ■松葉杖でグラウンドへ…近藤が小久保監督と熱い抱擁【写真】 ―おめでとうございます。 「ありがとうございました」 ―胴上げの時間は。 「2月のキャンプからね、この日のためにチーム全員でやってきたので、その懸命に戦った選手たちに胴上げをしてもらえて本当に最高でした」 ―今日の試合を振り返って。 「やっぱり勝って決めたいという思いがあったので、それが実現できて良かったですし、何よりここ京セラドーム大阪で3月29日に開幕し、昨年までの覇者オリックスに対してどれだけわれわれが戦えるかというスタートを切った中でやはり3連覇したオリックスがいたからこそ、われわれもそこに向かってやれるというそういうシーズンだったと思います」 ―周東佑京が決勝打。 「例年、9月によく打つらしいので期待しましたね」 ―川村友斗もいい働き。 「昨日のホームランといい、バッティング練習の状態も良くなってきたので、コーチの方からいけるという推薦があったので、見事期待に応えてくれましたし、彼らはまだ始まったばかりなので、今年の1年目の経験を糧にしながらもっともっといい選手に成長してもらいたいなと思います」 ―シーズンは首位を走った。 「幸いにもゲーム差があった中でのペナントレースだったんですが、やっているわれわれは常に最悪、最低を想定しながらマネジメントするんですけど、(ゲーム差が)開いているだけに少しチャレンジャーとしてスタートした中で少し逃げ切るとか守りに入るところがやはりあったので、9月に入ってからの戦いが非常に長くしんどく感じましたね」 ―そこ乗り切れた要因は。 「開幕当初、選手たちにはプロとはなんぞやと、代えの利かない選手になることが本当のプロフェッショナルという中で個々の選手たちが代えの利かない選手になり、集大成の9月を迎え、連敗もありましたけど、そこからはね返せたのは個々がプロフェッショナルとしてやった結果だと思います」 ―ファンに向けて。 「今日は優勝の余韻に浸っていただいて、われわれも余韻に浸ります。しかしクライマックスシリーズがありますので、明日以降クライマックスシリーズに向けての作戦、戦術に切り替えていきたいと思いますので今日は楽しんでください」 ―クライマックスシリーズに向けて。 「残りのシーズンを有効に使いながら、柳田も2軍で復帰していますし、彼らを焦らせることなくクライマックスシリーズに戻ってきてくれればいいなと思いで、2軍も優勝争いしていますので明日はどうか鳴尾浜に足を運んでください」 【おすすめ記事 小久保監督一問一答完全版】 「開幕当初、選手たちにはプロとはなんぞやと…」首位快走にあった苦悩。2軍で復帰した柳田悠岐への期待など小久保監督の一問一答をたっぷりお届けします ▼下記の関連記事から▼
西日本新聞社