北米港湾で労使交渉が長期化。カナダでは両岸封鎖で政府が介入
東西両岸の主要港が機能停止に陥ったことを憂慮したカナダのスティーブ・マッキノン労働相は12日、「交渉の責任は当事者にあるが、その影響は全カナダ人が負っており、このような不確実な状況を容認できない」との声明を発表。労使関係局(CIRB)に介入を命じた。
BCMEAによると、CIRBは14日、BCMEA会員に対して業務を再開するよう指示したという。これにより、同日から順次荷役が再開する見通し。CIRBは18日に労使双方の意見を聞く公聴会を開催する。
日本海事新聞社