パリへの道 柳田大輝の自信、内定サニブラに続く日本勢2番手 追い風参考も15日に9・97 大激戦男子100メートル
桐生は2021年東京五輪の400メートルリレーに出場。その後、22年6月に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」を患っていることを公表し、一時休養。同年10月に再始動し、3度目の大舞台に向け、完全復活が期待される。
一方で、五輪挑戦を断念した選手もいる。12年ロンドン五輪から東京五輪まで3大会連続で出場した山縣亮太(32)=セイコー=は5月に会見を開き、右足の違和感のため、パリ五輪を断念すると発表した。今月22日には東京五輪代表の多田修平(28)=住友電工=も右ふくらはぎの肉離れの影響で日本選手権欠場を発表した。
■C陸上・パリへの道 日本選手権(新潟市)の出場選手で、既に参加標準記録を突破している場合は、優勝すれば即代表内定。また、同大会で参加標準記録を突破して優勝すれば、即内定となる。その他に、日本選手権3位以内(内定者がいる種目は2位以内)で参加標準記録を突破すること、同3位以内で世界陸連が設定する五輪ランキングのターゲットナンバー内の日本勢上位に入るなどの条件がある。男子100メートルのターゲットナンバーは56位。