【フレグランスアドバイザーに訊く】知っておきたいフレグランス10の愉しみ方
Q4:フレグランスの消費期限はどのくらい? 正しい捨て方は?
A:開封済みだと2~3年、良い状態だとしても約5年 年数は基本的には目安。購入したときと比べて色が変わっていたら、香りや成分が劣化し始めているサインです。フレグランスは火気厳禁製品なので、中身が残っている状態で捨てたり、洗面所などに流すのは絶対にNG。ペンチでボトルを開けてから、新聞紙を入れたビニールに流し込んだり、ボトルが開かない場合は新聞紙などにひたすらスプレーした後に廃棄しましょう。
Q5:フレグランスの適切な保存方法は?
A:直射日光が当たるところや極度の高温・低温・多湿の場所は避けましょう フレグランスはとてもデリケートなので、気温や湿度によって変質しやすくなることを心得て。変質や劣化する前に使い切れない場合は、次のような使い方も。例えば、クローゼットに置いておけば洋服を着る前にまといやすいですし、ベッドサイドで目覚めたとき空間にスプレーすると、体が起きていなくても香りは感じることができるので、良質な目覚めのサポートにもなります。ほかにも、湯船にお湯を張るときにバスルームに数回スプレーしておくと、蒸気の効果でバスルーム全体が香りで包み込まれるのでおすすめです。
Q6:フレグランスをつける位置&正しいつけ方は?
A:ウエストを境に、体の上下で香り方が異なります。フレグランスをプッシュしたとき、霧状になり広範囲&均一に肌にまとうのがgood デイリーでは、洋服を着る前にウエストラインやももの裏側につけると柔らかく香り立つので◎。うなじや手首につけると、電車やエレベーターなどの密室空間では周囲に香りを強く感じさせてしまうことも。そして、出先で香りを足したいときには、両足首にまとうのがMAHOさん流! また、肌の近く&一部位に1プッシュ以上すると香りが強くなるので、清潔な肌に20cm程離した状態でスプレーするのがおすすめです。
Q7:食事の場でも周囲に迷惑のかからない香りの楽しみ方とは?
A:軽やか&柔らかく香り立つウエストラインや足首にまとうのがおすすめ 大前提として、香りの強いアイテムをつけている人をNGとしている飲食店にはフレグランスをつけていくのは避けましょう。そうでない場合でも、食事の場で香りが強く立つのは周囲に迷惑がかかるので、ウエストラインや足首などふんわりと優しく香り立つ部位につけるのがマナー。また、和食ならユズなどの柑橘系やお茶系、イタリアンだったらハーブ系、デザートもあるアフタヌーンティーにはコーヒー系やグルマン系など、料理によって香りを選ぶと、ワンランク上級者に!