“国際薬膳士”麻木久仁子の「温活おかずレシピ」冷えからくる“冬の不調”を手軽にパパッとオフ
トレンド料理もお手軽に
鶏の黒ごま焼き 黒ごまのパリッとした香ばしさに食欲を誘われる! 材料/2人分 ・鶏もも肉……300g ・塩……小さじ1/2 ・しょうゆ……小さじ1 ・酒……小さじ2 ・黒ごま……20g ・パセリ……少々 ・サラダ油……大さじ2 衣〔小麦粉……大さじ1、水……大さじ1、マヨネーズ……小さじ2〕 【作り方】 (1)鶏肉は2つに切り、塩を振って10分おく。水けを拭き、しょうゆ、酒をもみ込む。 (2)衣の材料をよく混ぜる。 (3)皮目と反対の面に薄く小麦粉(分量外)をはたき、(2)を塗り、黒ごまをまぶしつける。 (4)フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉を皮目から入れ、ふたをして弱めの中火で8分ほど焼く。裏返してごまのついた面を2分ほど焼く。 薬膳効果 黒ごま……アンチエイジング効果。足腰の衰えや頻尿、耳鳴り、肌の乾燥、便秘などに。 鶏肉……気を補い、臓腑を温める。疲労時でも消化吸収がよい。虚弱体質にも。 まな板を使わないチーズタッカルビ 食卓に出せる鍋かホットプレートで調理するとそのままいただけます 材料/2人分 ・鶏肉(唐揚げ用にカットされているもの)……250g 下味用調味料〔コチュジャン……小さじ2、しょうゆ……大さじ1、砂糖……大さじ1、酒……大さじ1〕 ・キャベツ……150g ・赤パプリカ……1個 ・黄パプリカ……1個 ・しめじ……1/2パック ・ごま油……大さじ1 ・おろしにんにく……小さじ1/2 ・おろししょうが……小さじ1/2 ・ピザ用チーズ … 好きなだけ 【作り方】 (1)ボウルに鶏肉、下味用調味料を入れてよく混ぜ、20分くらいおく。※鶏肉が大きい場合はキッチンバサミでひと口大に切る。 (2)キャベツ、パプリカ、しめじは食べやすい大きさにちぎる。※春キャベツが出回る時季は、やわらかく栄養もある春キャベツを使用して。 (3)フライパンにごま油を入れて熱し、(2)を入れてさっと炒めたら、鶏肉をつけ汁ごとのせて、にんにく、しょうが、酒少々(分量外)を入れ、ふたをして蒸し焼きにする。 (4)鶏肉に火が通ったら、真ん中を空けてピザ用チーズを入れ弱火にし、ふたをして溶かす。 薬膳効果 鶏肉……気を補い、臓腑を温める。疲労時でも消化吸収がよい。虚弱体質にも。 キャベツ……気を補い、巡らせる。こもった熱を取る。胃もたれや腹部膨満感、便秘などによい。 ピーマン……腹部の冷えを取る。食欲不振や消化不良など胃腸の不調によい。 しめじ……気を補う。血を補う。お通じを整える。 チーズ……陰を補う。口の渇きや肌の乾燥によい。潤い不足による便秘を改善する。