中居正広「テレビから消える日」いよいよ現実味…女性トラブル示談金9000万円報道いまだ波紋
タレント中居正広(52)の「テレビから消える日」が現実になってきた。中居がキャスターを務める土曜朝のテレビ朝日系情報番組「中居正広の土曜な会」は別番組に差し替え、TBSは昨年末に「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の収録を見合わせたが、新たに月曜夜の「THE MC3」(午後9時)も放送を見合わせた。司会を務めるフジテレビ系「だれかtoなかい」は3月いっぱいでの終了が決まっているが、さらにレギュラー番組2本の新年最初の放送が消えたことになる。 【写真】実は似た者同士だった? 松本人志と中居正広 背景にあるのは女性トラブルだ。「週刊文春」などによると、中居は2023年、フジテレビ勤務(当時)の女性との会食後にトラブルに発展。9000万円もの示談金を支払っていたとされる。フジテレビの編成幹部がセッティングしたもので、当日キャンセルし、中居と女性2人での会食へとお膳立てしたらしい。 「事実であれば、松本人志と同じ構図を描いています。松本は取り巻きのお笑い芸人に女性を『アテンド』させていましたが、中居のケースはフジテレビの『上納システム』のうえに成り立った女性関係だといえます。セッティングした幹部は女性の上司でしたから女性は逆らえません」(スポーツ紙芸能デスク) 中居も松本も構図は同じ。しかしながらフジテレビにも情報番組があるが、この騒動など全くないかのようなスルーを続けている。元フジテレビで芸能評論家の中野義則氏は言う。 「フジテレビに長く関わっていた人間として、今のフジテレビはどうしてしまったのかと思います。報道通りなら、どうしてこの幹部は中居さんと女性スタッフだけにしたのか。その後9000万円もの示談金が払われたとして、ではなぜそのトラブルのことが公にされたのか。頬かむりしていますが、保身のためにウソをついていくと倍になって返ってくるのが分からないのでしょうか」 フジテレビは《記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません》とコメントしているが、真相はどうなのだろうか。爆笑問題の太田光はフジテレビ系正月のお笑い番組「新春!爆笑ヒットパレード2025」でこの騒動をネタにし、「日枝(久・フジサンケイグループ代表)、日枝出てこい」と叫んでいたが、中野氏はこう続ける。 「(フジテレビの)河田町時代、日枝さんは毎年、正月明けに女子アナを引き連れて、社内を練り歩いていました。女子アナは日枝さんが面接で好みの女性を毎年ひとり、入れていたというのも局内外で囁かれていた。女子アナは自分の大奥とでも勘違いしていたのではないでしょうか」 トップがそんな局となれば、アナウンサーら女性スタッフをタレントの接待に使うことなど日常茶飯事だったのではないか。まして、中居は元ジャニーズの看板グループSMAPに所属していた。フジテレビなど民放で仕事歴の長い某プロデューサーはこう言う。 「実はSMAP時代にも中居さんは女性問題を起こしているともっぱらです。当時公にならなかったのはチーフマネジャーがもみ消したからといわれています。このときの女性が『Me Too』と声をあげ、中居の行状を明らかにし、さらにその背景としてジャニーズらタレントに対してフジテレビが組織ぐるみでやってきたことを明らかにする可能性もゼロではない。もう一部マスコミは動いているという話です」 売れっ子タレントが女性をあてがわれ、それを受け入れる習慣はあったのか。そこでトラブルになっても、芸能プロとテレビ局はもみ消していたのか。中居正広がテレビから放逐されるのは当然ながら、旧ジャニーズ事務所による連続性加害といい芸能界の闇がこのまま放置されていいわけがない。 ◇ ◇ ◇ ファンが抱いていたかすかな望みはリーダーが踏みつぶしてしまったようだ。関連記事【もっと読む】中居正広「申し訳ございません」ついに謝罪もSMAP再結成は雲散霧消…元リーダーが“終止符”を打つ皮肉…では、今回の騒動が実に皮肉な展開となっていることについて伝えている。