トヨタ [GR]2世爆誕!? [モリゾウ]さん率いる[ルーキーレーシング]とは一体なんぞや
【番外コラム】モリゾウさんがオーナーを務める「ルーキーレーシング」
もともとはレーシングドライバーの片岡龍也氏がジェントルマンや若手ドライバーの育成を目的に立ち上げたT’sコンセプトというチームが母体。 2018年豊田大輔氏が将来のマスタードライバーを目指し、修業のために参加することになり、小倉クラッチをスポンサーに迎え、チーム名もT’sコンセプト小倉クラッチとなった。 チームを見に来たモリゾウさんも意気投合し2019年「ROOKIE Racing」と改名し、2020年シーズンにGR86とGRスープラの2台でスーパー耐久シリーズに参戦し、本格始動した。 モリゾウさんはトヨタ自動車の社長ではなく、プライベートチームのオーナー兼ドライバーとして現場に立つことで、日本のレース業界の課題を見ることになった。 チームスタッフの職場環境やメカニックやエンジニアの重要性、さらにはスポンサーなどの問題である。モリゾウさんはチームのために私財を投げうち、ガレージやチーム体制を強化。 さらにモータースポーツ活動を持続可能なものにすべく、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」と「世界で戦えるクルマ屋集団を作る」という2つのビジョンを掲げ、スーパー耐久、スーパーGT、スーパーフォーミュラ、そしてラリーでの挑戦を続けている。