「もうピッチから離れない」J1アビスパ福岡のドウグラスグローリ 14日町田戦での約2カ月ぶり復帰に意欲
コンディション不良が続いていたJ1アビスパ福岡のDFドウグラスグローリ(34)が10日、次節町田戦(14日、ベスト電器スタジアム)での復帰への意欲を示した。10日に雁の巣球技場で行われた公開練習に参加し、メニューをすべて消化。出場すれば7月7日京都戦以来約2カ月ぶりで「もうピッチから離れない思いでケアに励んだ。残りすべて出る気持ちでいる」と目標の6位以上を目指して戦う残り9試合に視線を向けた。 ■「かわいいいいいいいいいいい」公式チアのポニテ姿【実際の投稿】 2020年に加入したブラジル出身のドウグラスグローリはセンターバックの柱として1年目からスタメンに定着、福岡の堅守を支えてJ1定着に大きく貢献している。しかし今年は京都戦で後半途中に交代した後にコンディション不良が生じ、別メニューで調整。8月末に練習に合流したが9月1日の神戸戦には間に合わず、先週も体調不良で一時離脱していた。 約2カ月間も戦列を離れたのはアビスパではもちろん「プロで約15年やっているけど、ブラジルでも期間としてはここまで離れたことはない」という。 「少し痛みや不安を抱えながら何試合もプレーしていたけど、おそらく体が少し休んでくれという合図だったのかもしれない」と振り返ったベテランは10月で35歳の誕生日を迎えるが、試合への渇望感は変わらない。「本当に試合が待ち遠しいし、恋しい。チームは誰が出ても勝つために頑張るが、自分もそこに向けて徐々にコンディションを上げていきたい」と誓った。(末継智章) ■離脱選手の練習復帰も、長谷部監督が語る出場の条件…【関連記事】から
西日本新聞社