【ラグビー】前NZ代表指揮官フォスターのトヨタヴェルブリッツ入り発表。13人制スターも来季加入決定
昨年のワールドカップ決勝を最後にニュージーランド代表“オールブラックス”のヘッドコーチを退任したイアン・フォスター氏が、ジャパンラグビー リーグワンのトヨタヴェルブリッツに来季加入することが4月16日に公式発表された。ヴェルブリッツで現在ディレクター オブ ラグビー/総監督を務めるスティーブ・ハンセン氏とは関係が深く、8年間(2012年~2019年)一緒にオールブラックスを強化し2015年ワールドカップ優勝など多くの偉業を共に成し遂げており、コーチングパートナーシップを再燃させることになる。 フォスター氏は「ここ数年、日本のラグビーの発展を注視してきました。リーグワンは、間違いなくこれからも向上していきます。トヨタに加わることに非常に興奮しており、チームに違いを生み出す決意があります。彼らの野心に非常に感銘を受けており、タイトル獲得の目標を達成するため、共に歩んでいけると確信しています。そしてもちろん、再びスティーブとつながりを持ち、彼と一緒に仕事をすることを楽しみにしています」とコメントした。
そして、2019年末からヴェルブリッツに携わっているハンセン氏は、オールブラックスの指揮官だったときにアシスタントコーチとして支えてくれたフォスター氏がヴェルブリッツに加わることを喜び、「イアンと私は個人的に深いつながりがあり、彼を深く信頼しています。彼は優れたコーチだけでなく、素晴らしい友人でもありますので、彼の合流を心待ちにしています」と語る。既に来季のプランについて活発な議論をしているそうで、興奮が高まっているという。「トヨタ自動車はラグビー部に対して常にサポートをしてくれます。私たちは会社のみならず、ラグビーとしての存在感をも世に示していけるようになりたいです。それにはまだ時間がかかりますが、イアンの加入はパズルの重要なピースです。彼の知識、ゲームの理解、コミュニケーション能力はどれも一流であり、再び彼と協力しあいながら働けることを楽しみにしています」