潮田玲子さんと考える「40代の今を映す」ブランド名品【ディオール、タサキ、トッズetc.】|STORY
【TOD’Sのローファー】相棒アイテムの中でも存在感がピカイチ
『ガンガン歩ける靴が好きな私にとってローファーは偏愛アイテムです。フォルムが美しくて存在感のあるトッズのローファーはゴルフの名門クラブでも自信を持って履けます。』 ○ ボリュームのある足元が最旬の甘ニッシュスタイル 女っぽいシアースカートにゴツめローファーが今っぽいバランス。 シューズ「トッズ ケイト ローファー」[H=3.5cm]¥127,600バッグ¥306,900(ともにトッズ/トッズ・ジャパン)肩に巻いたプルオーバー¥4,950(アングリッド)スウェット¥23,100(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)スカート¥8,800(スタイルミキサー/バロックジャパンリミテッド)ピアス¥44,000(リューク)靴下/スタイリスト私物
【SAINT LAURENTのバッグ】知的なきちんと感をくれる黒小物が
『そぎ落とされたストイックなデザインは若い頃だとシャープさとのバランスが難しかったけれど、そのシンプルな美が今、馴染むようになって、仕事で必要な信頼感にもマッチします。』 ○ 出会いや大切なシーンでの安心感をくれるお守りに 上品なドット柄に美シルエットのワイドパンツ。大人の品格を表す服を邪魔せず、知的さを添えるシャープなバッグは出会いの場でも控えめながらも存在感を発揮。持つ人のセンスと女性像を象徴するバッグです。 バッグ「サック・ド・ジュール ダッフル」[H22.5×W36.5×D12cm]¥462,000ブラウス¥231,000パンツ¥148,500※参考価格シューズ¥137,500ピアス¥110,000(すべてサンローラン/サンローラン クライアントサービス)
カッコいいイメージだけでなく40代は可愛さや、柔らかさが欲しい
◇ その気持ちに甘ニッシュがフィット 競技の世界にいたこともあり、どちらかというと強さやかっこよさを求めてきたように思います。だから服も甘い服をあまり持っていなくて。でも40代になって、いくつになっても可愛らしさのある女性って素敵だなと思うようになりました。 甘い服にマニッシュさを足すというのとは反対で、あえて甘さをプラスしていくという感じです。講演会などでも以前はかっちりしたジャケットでしたが、先生ではないので、そういう場面でもジャケットをジレにしたり、柔らかなスカートを合わせてみたり。そういう意味でも「甘ニッシュ」は私の今の気分なのかもしれません。ただ、甘さを足すというのは照れくさい部分もあって……。そんな時にハイブランドのラグジュアリーさやモードさに後押ししてもらうというのは自信にもなりそうですし、年齢的にもそんなオシャレができたら素敵ですよね。 この春は子どもの卒入学式がビッグイベントなのですが、節目の春に名品を纏うというのも、いいスタートになりそうです。(潮田玲子さん) 撮影/谷田政史(CaNN)〈モデル〉、清藤直樹〈静物〉 モデル/潮田玲子[身長:166cm] ヘア・メーク/神戸春美 スタイリスト/竹村はま子 取材/小仲志帆 ※情報は2024年5月号掲載時のものです。