【50代のお正月太り解消!】スラリとした美脚&脚長見えには、サボっている腸腰筋を鍛えるべし!
《STEP1 「ほぐす」》 前ももほぐし 第3回でもご紹介した「前ももほぐし」を行おう。(第3回より)
うつ伏せになり、片脚の膝上にフォームローラーを当てる。ひじから下は床につけて、手を組む。反対側の脚は外に開こう。そのままローラーを上下に転がして膝上から太ももまでをほぐす。これを前ももの外側と内側を各5往復。次に、左右の脚を入れ替えて同様に。 ※フォームローラーは、筋膜リリース用のローラーならなんでもOK。ない場合は、細長いステンレスボトルなどにバスタオルを巻いて円柱状にして使ってもOK。 STEP2 「伸ばす」 腸腰筋のストレッチ
① 膝立ちになり、両足のつま先を立て、お尻を締める。
② 右足を前に出して、両手を重ねて右の太ももに置く。
③ 後ろについた足指で体を押すようにして骨盤を前にグッと出して10秒キープ。このとき、左の股関節が伸びるのを意識しよう。これを2回。左右の脚を入れ替えて同様に。 STEP3 「強化する」 腸腰筋を鍛える「ドンキーキック」
① よつばいになり、手は肩の真下に、膝は股関節の真下に置く。
② 左膝を90度に曲げた状態で、股関節から脚を引き上げる。高く上げる必要はなく、太ももが床と平行になるくらいまで上げればOK。次に左脚を下ろして、今度は同様に右脚を上げる。左右10回ずつ。
\これはNG!/ 頭の位置が下がってしまったり、上げた脚が開いてしまうのはNG。 よつばいの状態から股関節を開かずに脚をそのまま引き上げよう。 この3STEPを毎日の習慣にして、スラリと長い脚を手に入れて。次回は、背中を効果的に鍛えて顔のたるみを改善する「ゆる筋トレ」を教えてもらう。 【教えてくれたのは】 KAORUさん パーソナルトレーナー、姿勢アナリスト。Apro ACADEMY・STUDIO Apro主宰。指導歴40年。61歳。“姿勢で人生を変える”をテーマに指導を行う。姿勢に関する分析をホリスティックに行う独自のメソッドは、多くのファッション誌・フィットネス情報誌で紹介されている。自身、還暦とは思えないウェルネスな姿勢美は、まさに日々のエクササイズの賜物。近年、スタジオワークのかたわら、後進の指導や著作活動、オンライングループレッスンやイベントを通して、多くの人たちにそのメソッドを発信中。著書に『テニスボールダイエット』(幻冬舎)、『自分で整体ストラップ』(講談社)、『テニスボールでほぐす!のばす!やせる!』(扶桑社)などがある。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/田代ゆかり(Happ’s) 取材・原文/和田美穂