ストレスを減らして楽に生きるための「自分の取扱い説明書」が話題!作り方と、作ってみてわかった3つのこと
エディターが「自分の取扱い説明書」を実践!
エディターYUMIも24の質問にアンサー。その中からいくつかの回答をシェア。回答から分析した結果とは? ---------------------------------------------- 「集団」 1.大きな空間でどの位置に座りたがるか →端から5番目くらい。 2.心地よい会食の人数は何人か → 5人くらい。会に参加している皆の声が届くくらい。 3.楽しくなさそうにしている人が気になるか →すごく気になる。少し会話を振ってそれでも楽しくなさそうだったらそっとしておく。 4.誰かと話しをしている時、後ろや横の話は聞こえているか →かなり聞こえる。少々気を取られてしまうこともあるくらい。 ---------------------------------------------- 上記の回答や他設問に対する回答から自分自身で、自己分析を行ってみる。 その結果、以下のような自己分析がわかってきた。 ・大人数でのコミュニケーションが苦手で少人数でのコミュニケーションが好き ・マルチタスクではなくて一個一個、集中して取り組みたいタイプ 分析してみると「確かに」と自分自身でも思うところが。もっと分析していくと見えてくる自分の性格があるだろう。
自分の取扱い説明書をつくってわかった3つのこと
自分の取扱い説明書をつくってみて、わかった3つのことを紹介。 1.自分のことを言語化できるようになった 今まで友人に好みにや性格について質問されたとき「なんとなくこうかな?」と思う回答をしていたけど、実際に文字化することで自分の思考や行動の傾向が分析されてわかってきた。 2.失敗しても必要以上に落ち込まなくなった 自分の得意なことや苦手なことが見えてくるから、得意なことに対して自信が持ててモチベーションが湧いてくるし、苦手なことができなかった時に必要以上に落ち込まない。冷静に自分のことを見れるようになったのも驚き。 3.自分のことを愛せるようになった 分析をすることで改善点や矛盾点が出てきた。でもそれもなんだか人間らしくておもしろい。 今の自分を受け入れることで、改善したいことが見つかっていくから、フラットに今の自分自身の物差しだと思って結果を見て欲しい。セルフラブの効果もあるみたい。 もちろん、自分の中だけでひっそり答えるだけでもいいけど、家族や友達と回答をシェアして似ているところや全く違うところを楽しむのもいいかも。色々な価値観を理解するきっかけにもなると思う。ぜひ、今の自分の思考や行動について考える機会をつくってみて。 ▼爲末大(ためすえ・だい)さん Deportare Partners代表。1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2024年7月現在)。現在はスポーツ事業を行うほか、アスリートとしての学びをまとめた近著『熟達論―人はいつまでも学び、成長できる』(新潮社)を通じて、人間の熟達について探求する。