2025年最初の週間MVPにテイタムとヨキッチが選出!ともに今季2度目の受賞、発表翌日には直接対決も|NBA第11週
現地時間1月6日、NBAが今季第11週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。ともに今季のリーグでは唯一の複数回受賞者となっている。 【動画】日本時間8日に直接対決!東西のMVP テイタム&ヨキッチの第11週ベストゲーム 12月30日(月)から1月5日(日)にかけての年末年始の期間中、4試合に出場したテイタムは平均25.5点、8.0リバウンド、4.5アシスト、1.75スティールをマーク。チームの3勝1敗に貢献し、開幕第1週以来今季2度目、通算12回目の週間MVPに輝いた。 昨季王者を牽引する26歳は、この週の3試合でチーム最多の得点を奪取。球団史上2位となる54点差で大勝した大晦日のトロント・ラプターズ戦で23得点をあげると、2025年初戦となった2日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では33得点、8リバウンド、9アシスト、3スティールの活躍で年末年始に3連勝を飾る原動力となった。 今季のセルティックスは開幕から16勝3敗と好スタートを切るも、12月は8勝6敗と停滞。それでもエースのテイタムを中心に態勢を立て直し、26勝10敗とイースト2位の座をキープしている。 同じくナゲッツを期間中3勝1敗に導いたヨキッチは、4試合で平均36.5点、16.5リバウンド、11.3アシスト、2.00スティールの大暴れ。第3週に続く今季2度目、通算16回目の受賞となった。 過去4年間で3度のシーズンMVPを受賞している29歳の万能ビッグマンは、12月30日のユタ・ジャズ戦で37得点、22リバウンド、11アシスト、元日のアトランタ・ホークス戦で23得点、17リバウンド、15アシストと、年跨ぎで連続トリプルダブルを達成。 3日と4日に行なわれたサンアントニオ・スパーズとの2連戦は1勝1敗の痛み分けに終わったものの、2試合合計87得点、27リバウンド、19アシストと猛威を振るった。2戦連続の40得点超えは、今季だけで3度目となっている。 ナゲッツは20勝14敗で現在ウエスト4位。ヨキッチは平均得点でリーグ2位(1位のヤニス・アデトクンボと0.1点差の31.5点)、リバウンドで3位(13.0本)、アシストで2位(9.7本)、3ポイント成功率でリーグ1位(47.3%)と歴史的なシーズンを送っている。 なお、週間MVP発表翌日の7日(日本時間8日)には、テイタムのセルティックスとヨキッチのナゲッツが激突。直近2シーズンの王者による直接対決は大きな注目を集めそうだ。 構成●ダンクシュート編集部
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