阪神・戸井 迷いなし適時打 和田2軍監督「去年と比べたら雲泥の差」ソフトバンク・板東撃ち
「ウエスタン、ソフトバンク5-6阪神」(18日、タマホームスタジアム筑後) 阪神・戸井零士内野手に迷いはなかった。2点を追う三回1死一塁。「初球から来たら行こうと思って」。板東の初球。頭に入れていたカットボールを捉え、左前にポトリと落ちる適時二塁打に。一挙4得点の猛攻を呼んだ。 「1軍で投げてるピッチャーから打たないと、自分の評価も上がらないと思うので。意識してます。打てて良かった」と笑顔を見せた。8月はウエスタン12試合で29打数9安打、打率・310。打撃好調の戸井に和田2軍監督は「去年と比べたら雲泥の差。守備が安定してきたことがバッティングにもつながっている」と話す。 戸井も「スローイングが安定してること」を好調の要因に挙げた。現在は打率・258。「今年は最終2割7、8分ぐらいに上げられれば」と掲げた目標へ向かっていく。