JADMA、通販企業向けに「情報セキュリティポリシー」のテンプレート公開
日本通信販売協会(JADMA)は11月29日、「情報セキュリティポリシー」と、「【通販企業向け】情報セキュリティポリシー テンプレート」を公開した。情報セキュリティ対応の第1歩として、「情報セキュリティポリシー」の作成を支援する。 日本通信販売協会は、「楽しく便利な」通信販売を目指して、消費者の信頼を得るためと業界の健全な発展のために、アフターケアの徹底、広告表現の適正化、消費者相談窓口での相談などを、消費者団体や、官公庁の消費者窓口などと協力して進めている。 このほど、セキュリティ強化の一環として「情報セキュリティポリシー」を作成し、「JADMA」ホームページにて公開した。これに伴い、通販企業が利用できる「【通販企業向け】情報セキュリティポリシー テンプレート」も公開した。 情報セキュリティポリシーは、情報セキュリティに関する方針や行動指針を明文化するもので、ポリシーの策定により、社内全体のセキュリティ意識の向上につなげるとともに消費者の信頼を得ることに繋がる。 今回のポリシーは、多くの事業者がセキュリティ対策に取り組めるよう、まず対策の重要事項となる7つの項目に絞り、セキュリティ部署の担当者設置や、通信販売業で利用の多い業務委託の契約等についても言及している。 「【通販企業向け】情報セキュリティポリシー テンプレート」は、日本通信販売協会の非会員でも利用でき、未対応の企業における情報セキュリティ対応の第1歩として、テンプレートを広く活用してほしいとしている。 「情報セキュリティポリシー」「【通販企業向け】情報セキュリティポリシー テンプレート」ともに、「JADMA」ホームページの「協会ガイドライン」にて公開しており、「【通販企業向け】情報セキュリティポリシーテンプレート」については、公開半年後に会員ページの掲載資料へ移行予定としている。
日本ネット経済新聞