タグ・ホイヤーのコネクテッドウォッチを2015年の発売以来、シリーズ3まで全モデルを愛用してきたフォトグラファー兼YouTuber・中西 学が自腹レビュー。フォーミュラEの地元開催の記念にと、今回新たに購入したタグ・ホイヤー「コネクテッド キャリバーE4 ポルシェ スペシャルエディション」の魅力とは？

ピンクのポルシェ、その正体は？

▲ ピンクにラッピングされたフォーミュラEのマシン、ポルシェ「99X エレクトリック Gen3」

電気自動車による国際レースシリーズ「フォーミュラE」。今年3月、日本で初めて開催された世界選手権シーズン10・第5戦「2024 Tokyo E-Prix」を観戦したコロガシオヤジも多いのではないでしょうか？ 「タグ・ホイヤー ポルシェ フォーミュラEチーム」は今回、そんな東京開催を祝して特別カラー“ピンク”のマシン、ポルシェ「99X エレクトリック Gen3」を発表。同時にタグ・ホイヤーからは、コネクテッドウォッチ「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE3」および「E4」の所有者に向けて新たに設計された“ピンク”のウォッチフェイスが登場したのです。

▲ 新たに追加されたウォッチフェイス

ちなみにこの記念すべきカラーリングは東京のネオン街やストリートアート、自動車文化への視覚的オマージュとして制作されたそう。以前ご紹介したように、私はタグ・ホイヤーのコネクテッドウォッチを2015年の発売以来、シリーズ3まで全モデルを愛用してきましたが、実は「E4」の購入は見送っていました。ですが、値上げラッシュのこのご時世にも関わらず、なんと3月の価格改訂で約10万円近くも値下げ！ さらに「E3」の下取りプログラムを利用すれば大変お買い得になるという情報を得ましたので、フォーミュラEの地元開催の記念にと、今回新たに「E4」の購入に至ったのです。

「タイカン」にインスパイアされた「フローズンブルー」

▲ 「タイカン」にインスパイアされた「フローズンブルー」

レーシングカーを手がけるポルシェと計時装置やドライバーズウォッチを手がけるタグ・ホイヤー。モータースポーツ界を代表する2つの企業がパートナーシップを締結したのは2021年のこと。この発表には多くの時計好きやクルマ好きがワクワクしたのではないでしょうか。かく言う私もその1人です。 そしてパートナーシップの締結後、第1弾として「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ ポルシェスペシャルエディション」が、続いて第2弾には「タグ・ホイヤー カレラ × ポルシェ リミテッドエディション」が、さらに昨年には「ポルシェ911」誕生60周年を讃える特別なウォッチ「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント × ポルシェ」が誕生しました。