【長崎】感染症週報・マイコプラズマ肺炎が県内でも増加傾向
NCC長崎文化放送
発熱や頭痛、せきなどを引き起こす「マイコプラズマ肺炎」の報告数が増加しています。 【写真】感染症週報・マイコプラズマ肺炎が県内でも増加傾向
今月18日(月)から24日(日)までの1週間、県内12の定点医療機関が県に報告したマイコプラズマ肺炎の患者数は、前週から2人増え、26人となりました。 年代別では、10歳未満が10人と最も多く、次いで10代が7人、30代6人となっています。 1医療機関あたりの平均報告数は2.17人で、4週連続で2人以上と高い水準が続いています。全国の統計でも、先週、1医療機関当たり「2.84人」となり、現在の集計方法となった1999年以降、最多を更新しています。 県環境保健研究センターは、「手洗いやうがい、室内の換気で予防に努め、せきが続く場合は、早めに医療機関を受診してほしい」としています。 一方、県内70の定点医療機関が県に報告した新型コロナの報告患者数は、前週より5人増え、61人となりました。 1医療機関あたりの平均報告数は0.87人で、6週続けて「1人未満」と低水準が続いています。
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