ヴァージル・オルティスが最も尊敬するファイターについて言及 | ボクシング
日本時間4月28日、ヴァージル・オルティスJrがトーマス・デュロームと対戦する。
ヴァージル・オルティスJrは、最も尊敬するボクサー、ホセ・ラミレスとトレーニングできることに心からの喜びを感じている。 この2人の試合は4月28日に行われ、DAZNで生中継される。オルティスはトーマス・デュロームと、ホセ・ラミレスはランセス・バルテルミーと相まみえる。 現在まで20戦全勝全KOの快進撃を続けるオルティスと、元世界チャンピオンのラミレス。オルティスは、今回デュロームを下せば8月4日にティム・チューと戦い、世界王者になれる可能性が見えている。だが、彼が今一番感慨深く思うのは、ラミレスとともに歩むキャリアだ。 オルティスは『BoxingScene』に対して「ラミレスはずっと私の最も好きなファイターだったし、初対面の時にそれを隠さず表現したよ」と明かしている。「キャリアを通じて出会った人々の中で、ボクシングと人生に関して、最も多くのアドバイスをくれたのが彼だった」 両者のトレーナーであるロベルト・ガルシアは、2人がジムで見事に息を合わせていることを説明した。 「私は普段、トレーニングに専念できるよう選手たちの時間をずらしている。しかし、彼らはいっしょにトレーニングをするのを好むんだ」ガルシアは語った。「ヴァージルはいつも早くから始めて、ホセは30分後にやってくるから、彼らのトレーニングは自然と重なる。非常に良い絆を築いており、素晴らしい友情を深めている」 「ホセから常に何かを学んでいる」とオルティスは付け加えた。「記者会見でも彼は誠心誠意話し、チームメイトたち全員に感謝の意を示したんだ。私は自分のときはそれを怠ってしまった。普段は何を言うべきかわかっているが、今回は正直何を言うべきかわからなかった。すでに言うべきことは全て言い尽くしているように感じたんだ」
Alexander Netherton