【契約更改】巨人・又木鉄平は現状維持 2か月の武者修行は「気持ちの面で成長させてくれました」
◇プロ野球・巨人 契約更改(25日、都内) ルーキー左腕の又木鉄平投手は現状維持となる推定年俸1000万円で更改しました。 【動画】1軍では菅野智之投手に変わって緊急先発も!又木鉄平投手 「今年即戦力で入ったので思うような結果ではなかったが、来季は活躍してもらわないと困ると言われたので、僕もアツい気持ちになりました」と語った又木投手でしたが、「とにかく悔しいのと、情けないのはありますね、即戦力で期待されている中で、1軍登板も(思うほど)できなかったし、チームにまったく貢献できなかったのは一番の印象です」と今季を振り返りました。 今季、1軍で3試合に登板し、0勝1敗、防御率は6.10という数字だった又木投手。プエルトリコでのウインターリーグでは6試合のうち4試合で先発登板。1勝0敗、防御率は1.72と安定した数字を残しました。 プエルトリコでは言語も文化も全てが違う環境で暮らすことに。メンタルがかなり鍛えられたと話した又木投手。試合中には乱闘が起こったり、選手がベンチで感情をあらわにしたりするところも目の当たりにしてきました。「プエルトリコのよさもそうですが、日本の良さに改めて気づきました」と食事面や安全面でいかに自分たちが恵まれているかを痛感したといいます。 また、プエルトリコの首脳陣からも「僕の特徴は何なのか、僕のよさを引き出すために何が必要かとか考えてくれた。気持ちの面で成長させてくれました」と異国での経験を感謝の意を込めて振り返りました。 来季はまず初勝利、「1勝」を意識していきたいと意気込んだ又木投手。1軍で3試合投げた経験やプエルトリコでの経験を2年目にどう生かしていくのか注目です。