眠ろうとすればするほど焦って目が覚めてしまう夜に。緊張をリセット!焦りを手放す片脚前屈ストレッチ
眠ろうとすればするほど、焦って目が覚めてしまう夜ってありますよね。眠ることを頑張ると、逆に覚醒してしまうから困ったものです。そこで今回は、眠れなくて焦ってしまう夜におすすめのストレッチをご紹介します。入眠法の一つとしてぜひ参考にしてみてください。 *写真でやり方を見る→眠ろうとすればするほど焦って目が覚めてしまう夜に。緊張をリセット!焦りを手放す片脚前屈ストレッチ ■「眠ろう」と思えば思うほど悪循環 「明日も仕事だし、早く眠ろう」とベッドに入ってみたものの、なかなか寝付けずにいると焦ってしまい、余計に頭が冴えてしまうことってありますよね。 私たちは頑張って起きていることはできても頑張って眠ることはそうそうできません。なぜなら「眠らなくては」と頑張ってしまうことによって緊張がグッと高まり、交感神経が優位になってどんどん覚醒していってしまうからです。 スーッと入眠するためには焦りを手放してリラックスし、副交感神経を優位に切り替えたいところ。そこで役に立ってくれるのがストレッチです。 ■【寝る前に】焦りを手放すストレッチ 今回ご紹介するストレッチは片脚を伸ばした後屈と前屈を行います。呼吸を深める、緊張・疲労が残りやすい筋肉を緩めることでリラックスを促すほか、後半の頭を下に向ける前屈のストレッチには脳を鎮静させる効果があるので、ぜひ参考にしてみてください。 <やり方> 1)両脚を前に伸ばして長座(ちょうざ)で座る。座る時、左右の座骨(お尻の下の方にある尖った骨)に均等に体重を乗せ、床に対して垂直に立てると骨盤が起きて腰が丸まりにくくなります 2)左脚を曲げてかかとをお尻の横につける。左つま先は後ろに伸ばし、足の甲を床につけましょう 3)両手を体の後ろにつき、息を吐きながら上体を半分倒し、5~10呼吸。のどや胸、お腹、脚の付け根、太ももの前側などが心地良く伸びるところで呼吸を繰り返しましょう。手でしっかり床を押し、肩がすくまないように 4)1)の長座の姿勢に戻ったら、左膝を立てて脚をクロスさせる。左くるぶしを右太ももの外側につきましょう 5)息を吐きながら上体を前に倒し、5~10呼吸。あごを引いて頭を下に向けましょう。筋肉に緊張が残りやすい体の背面を丸めるイメージで 6)反対側も行う ポイントは、とにかく頑張らないこと。ストレッチを深めようと頑張るとその刺激が覚醒を引き起こすことにつながるので、ゆったりとした呼吸と伸びに心身を預けてみてください。 ライター/高木沙織(ヨガ講師)
高木沙織