兄夫婦に0歳の子どもがいるのですが、「お年玉」は必要でしょうか? 年末に実家へ帰るのですが、500円くらいでも大丈夫ですか…?
年末年始の時期になると気になる話題の1つが「子どもに渡すお年玉」という人も多いかもしれません。自分が子どもの頃は「1年に1度の大イベント」で「全部でいくらもらえるのか」と楽しみにしていた人も、大人になると「いくら出費が増えるのか」と心配になるケースもあるかもしれません。 本記事では、兄夫婦に今年子どもが生まれて年明けに実家で会う場合、たとえ0歳相手でもお年玉を渡す必要があるのか、渡す場合は500円くらいで大丈夫なのかを解説します。
乳幼児にお年玉は渡す必要がある?
年明けに自分や兄弟姉妹の子どもや孫などに会うと、直接または本人の親を通して間接的にお年玉を渡す機会がある人は多いでしょう。「お年玉は何歳から渡したほうがいいのか」と気になるかもしれませんが、結論からいうと年齢や金額に正解はありません。 「お年玉は子どもにお金について考えてもらう良い機会」と考える場合でも、生まれたばかりの0歳から2歳前後の幼児くらいまでは、お金の価値を理解するのは難しいでしょう。 もちろん「お年玉をあげないから非常識」ということはありません。何歳からお年玉を渡すのか、年齢に関係なくそもそもあげるかどうかは渡す側の判断です。ただし実際には自分が置かれた環境に左右される部分も大きいです。 ●親同士の付き合いで渡したほうが無難 ●自分の子どもは生まれてからお年玉をもらっている ●普段から家族ぐるみで世話になっている 上記のような場合は小規模のお中元やお歳暮、菓子折りのような感覚でお年玉を渡すことも多いかもしれません。
金額は500円くらいで問題ない?
今回は兄夫婦に子どもが生まれ、今後も家族ぐるみで関係が続いていくことが考えられるため、お年玉を渡そうと考える人は少なくないでしょう。実際に渡す場合はいくら包めばいいのか、相手は乳児のため500円くらいで問題ないでしょうか。 学研キッズネット編集部が2022年12月に行った調査によると、未就学児へのお年玉の金額で最も多いのは1000円台で33%、また1000円未満が6%、「あげていない」も19%となっており、赤ちゃんへのお年玉は500円程度でも問題ないことが分かります。コインではなく紙幣を包みたい場合は1000円札を包むのがいいでしょう。