流経大柏が“プレミア王者”大津を下してベスト8進出! 準々決勝で上田西と激突へ
第103回全国高校サッカー選手権大会・3回戦が2日に行われ、流通経済大柏(千葉)と大津(熊本)が『フクダ電子アリーナ』で対戦した。 【ゴール動画】流通経済大柏が大津に勝利!FW山野春太&粕谷悠が決めた! 1回戦シードの流通経済大柏は、2回戦で佐賀東(佐賀東)に5-0で快勝。一方、大津は1回戦で福井商(福井)、2回戦で札幌大谷(北海道)を下して勝ち上がってきた。 前半は立ち上がりから両チームともに高い強度でプレーし、球際で激しい攻防を繰り広げた。試合を動かしたのは流通経済大柏だった。36分、最終ラインの背後へタイミングよく抜け出したFW山野春太が、大津の守備陣を振り切って右足でシュート。これが見事にゴールネットを揺らし、先制に成功した。 リードを許した大津は、流通経済大柏のアグレッシブな守備に苦しみ、なかなかシュートまで持ち込めない。前半は流通経済大柏がこのまま1点をリードして折り返した。 後半に入り、1点を追いかける大津は、49分にDF大神優斗のクロスからゴール前でFW山下景司が決定的なシュート。しかし、これは流通経済大柏GK加藤慶太が好セーブで得点を許さなかった。 それでも54分に大津がセットプレーからゴールをこじ開ける。コーナーキックの混戦からMF嶋本悠大が粘り、最後はキャプテンDF五嶋夏生がシュート。これがゴールネットに吸い込まれ、大津が1-1の同点に追いついた。 その後、互いに一歩も譲らない白熱した攻防が続いたが、70分に流通経済大柏が一瞬の隙を突く。FW山野がヘディングで競り勝ち、最終ラインの背後へ流すと、素早く反応したFW粕谷悠が相手DFを抑えてシュート。これが見事にネットを揺らし、流通経済大柏が勝ち越しに成功した。 試合はこのまま流通経済大柏が“プレミア王者”大津に勝利し、ベスト8進出を決めた。準々決勝は1月4日12時5分キックオフ予定。上田西(長野)と『フクダ電子アリーナ』で対戦する。 【スコア】 流通経済大柏 2-1 大津 【得点者】 1-0 36分 山野春太(流通経済大柏) 1-1 54分 五嶋夏生(大津) 2-1 68分 粕谷悠(流通経済大柏)
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