尹大統領官邸の周囲に設置された「車壁」…迂迴路まで鉄条網で塞ぐ
韓国の高位公職者犯罪捜査処(公捜処)は6日午前7時基準、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領逮捕令状の再執行にはまだ出ていない。逮捕令状期限はこの日0時までとなっている。 公捜処はこの日午前までのところ特別な動きがない予定だ。逮捕令状の再執行、逮捕令状の期限延長、逮捕なし拘束令状の請求など3つ選択肢を巡り検討を続けている。 公捜処関係者は「午前中には(決定を下すのが)難しいようだ」と話した。 大統領警護処はソウル漢南洞(ハンナムドン)の尹大統領官邸の周囲に鉄条網を張り巡らせて大型バスを駐車させて「車壁」を作った。3日、1回目の逮捕令状執行当時、公捜処と警察の要員が阻止ラインで足止めを食らったため山道に進入しようとしたが、迂迴路まで鉄条網で塞いだ。官邸敷地の入口にも大型バスを幾重にも駐車させて大規模人員が同時に進入する状況に備えた。 ただし公捜処も2回目の逮捕令状執行に出る場合、警察支援人材を大きく増やすものとみられる。