オランダGPのFP2を終えた角田裕毅が、金曜日のセッションについて言及した／Red Bull Content Pool

2024年の夏休み明け初日の公式セッションを終え、角田裕毅が金曜日を振り返っている。 【動画】角田裕毅はオランダGPのFP2で7番手タイムを記録！ロングランでも安定したペースで周回を重ねる F1第15戦、オランダGPのフリー走行1回目と2回目が現地時間23日行われ、FP1は序盤が雨だったこともあり十分な走行はできなかったものの、FP2で角田は全体7番手のラップタイムで走行した。ロングランでも中団勢で良い勝負ができそうなペース、タイヤのデグラデーションを示した。 VCARBの公式メディアを通じて角田は「シーズン後半戦のスタートは間違いなく良かった」と23日のセッションを回顧している。 「特にFP2ではトップ10（7番手）に入ることができたし、マシンはかなり安定していた。土曜日の予選に向けて微調整が必要なところもありますが、バランスの変更点はそこまで遠くはない」

強風の吹き荒れた金曜日だったが、角田本人としては風はそこまで悪影響でなかった感触もある模様／Red Bull Content Pool

「このような風の中でのレースであることを考えると、マシンは安定していてバランスが取れているように思えたし、FP1からすぐに自信が持てました。コースはアップダウンが激しくてバンクも激しいが、走行していて楽しかった。チームとしても前向きな状況ですし、土曜も同じように頑張りたい」 夏休み明け初日のセッションから、上位勢に迫るラップタイムで走行するなど、存在感を示した角田裕毅。ドライバーズ、コンストラクターズランキングともにし烈な位置で戦っている状況ながら、金曜から上々の滑り出しとなったようだ。 オランダGPの舞台現地ザントフォールトは土曜日の雨予報も出ているため、FP3、予選とどうバランスを合わせこんでいくのか、引き続き要注目となる。