静岡・上原美術館で「仏像でみる伊豆の平安時代」 25年1月13日まで無休で特別展
伊豆半島の静岡県下田市にある上原美術館は、特別展「仏像でみる伊豆の平安時代」を同美術館仏教館で2025年1月13日まで開催している。 上原美術館によると、平安時代に造られた仏像は伊豆各地に伝えられており、特別展では往時の信仰を考える糸口となるような仏像の数々を紹介。三島市安久・長福寺の等身大の仏像3体は、同美術館の調査から平安時代に造られた仏像ということが分かったという。寺外で3体すべてそろっての公開は今回が初めてとしている。 同美術館の近代館では企画展「ものがたりをよむ」を同時開催。平安時代に著された歌物語「伊勢物語」に主題をとった日本画家・小林古径(こばやし・こけい)の「井筒」などを展示している。 年末年始も含め会期中無休。料金は一般1000円、学生500円、高校生以下無料。