心ができたばっかりの頃の、非日常の思い…。引き出すことで人は元気になる
いかがですか。まさに、誰もが幸せになっていく好循環ループが形成されていると思いませんか。 達人は、自分のできることで「自己実現と成長」を果たす。コーディネータは、人々の良さを引き出し、達人への道を手伝うことで、「自己実現と成長」を果たす。そして、この連携活動はまさに「つながりと感謝」から成り立っています。みなさん、元気いっぱいで「まえむきと楽観」にあふれています。もちろん、人の目を気にせず独自の一人一品に挑むこと自体が「独立とマイペース」です。 まさに、幸せの四因子を満たす活動です。しかも、郷土愛が醸成されるとともに、多様な人々のつながりもがっちり強化できますから、地域の活性化と、いざという時の地域の強さも育んでいます。冒頭に、加藤さんは、地域活性化と幸せ創りの達人、と述べた理由がここにあります。加藤さんに言わせると「地域活性化ではなく、人々の品(品位。その人だけが持っている良さ)を引き出し、それぞれを主役にする活動だと考えている(だから一人一品)。結果として地域が活性化している。」とおっしゃいます。 私は、加藤さんたちにお願いして、「みちくさ小道」実施前後の達人とコーディネータの方に、ディーナーの人生満足尺度と感情的幸福を測らせていただきました。その結果、日本人1500人の結果と比較して、圧倒的に幸福度が高い結果が得られました。予想通りです。彼女らの活動は、人々を幸せにする、人間中心地域活性化活動だったのです。 これまで5年間のコーディネータ数は30名弱、達人はなんと400人以上。こんなにたくさんの人の幸福を、一人ひとり、オーダーメードでつくられているのです。 加藤さんご自身も、四因子を満たしておられます。本人は、「自分は天才でも達人でもない。人の目は気にする。普通の主婦で取り柄がない」とおっしゃいます。「まだまだ、やるべきことがたくさんある」と。自然体で謙虚。しかし、エネルギッシュでパワフルです。たくさんの人が、加藤さんを慕って集まっています。ご本人はそんなことはないとおっしゃいますが、私から見るとまさに「人を幸せにすることの天才・達人」です。 加藤さんは、「全国どこの誰でも達人になれる」とおっしゃいます。実際、同様な活動を国内外十カ所近い地域で指導しておられ、それぞれの地域で達人の輪を広めておられます。まさに幸せづくりの達人ですよね。皆さんも、こんなやり方で自分の中のオタク・天才・達人を探し出したいと思いませんか。