「今」の帝国ホテルを体感できるのはあとわずか! 大人の飲み歩きデートしておくべし
ショーケースに並ぶ、色とりどりのマカロンには、彼女もきっと釘付けになるはず。「ピスタチオ」や「ラムレーズン」などの定番のほか、オリーブオイルのガナッシュとブラックオリーブをはさんだ「オリーブ」、シナモン香るブルーベリーのフィリングを詰め込んだ「ブルーベリー」など、期間限定で販売されるフレーバーも気になるところ。 「ブルーベリー」は、「ガルガンチュワ」の人気アイテム「ブルーベリーパイ」をマカロンにアレンジしたもの。これがとにかく美味しい! まだ食されたことのない方、ぜひ一度、ご賞味くださいませ。手土産の選択肢として知っておいて損はありません。なお、「ガルガンチュワ」は2024年6月末までタワー館で営業。その後は本館に移転する予定です。
ドリンク1杯から利用できる気軽なのに本格派の『ホテルバル』
さて、『ガルガンチュワ』で待ち合わせて2人でマカロンを選ぶ、というスタートもステキですが、マカロンはサプライズのプレゼントにして、タワー館地下1階の『ホテルバル』集合という選択もまた良し!
2021年11月に登場した『ホテルバル』は、ドリンク1杯から利用できる気軽さが魅力。フードメニューもイケています。帝国ホテル伝統のフランス料理をベースにしたメニューはもちろん「和」のメニューも用意。ミシュランガイド東京で三つ星を獲得しつづける「神楽坂 石かわ」や「虎白」を運営する石かわグループとタッグを組み、ホテル内にオープンした日本料理店『帝国ホテル 寅黒』の調理長による料理もオーダーできます。
さらに、ホテル内の江戸前寿司『鮨源』や天ぷら『天一』の料理もオンメニュー。シャンパンで乾杯してフレンチの前菜をつまんだ後、和食の焼き物や寿司、あるいは天ぷらで締めるなんて、ワールドワイドなアペロが楽しめちゃうのです。
インテリアデザイナーの森田恭通さんが手がけた、「Bleu Bar」をコンセプトにした内装がまた素敵なんです。デザイナーのSHOGO SEKINEさんのタイポグラフィーやイラストとあいまって、浮遊感溢れる空間になっています(地階なのに!)。QRコードを読み取ってオーダーするというスタイルも今どき(もちろんスマホの扱いに自信がなければ、口頭でのオーダーも可能)です。 そんなわけで、こちらの『ホテルバル』、彼女との待ち合わせやアペロにもぴったりですが、映画を観る前の1杯や、ひとり飲みにも使えます。お得なサブスクも用意されているので、ぜひチェックしてみてください。 ちなみに、「ホテルバル」は、3月末の閉店が決まっています。老舗ホテルならではのきりりとした雰囲気と、独特のエスプリが感じられる空間で、華やいだ時間を過ごせるのもあと1カ月強。最後にぜひ足を運んでみてはいかがでしょう? ここはパリ⁉ 印象画の絵画の登場人物になった気分で楽しみたい空間 さ~て、食事はどこでいただきましょう? 王道は、ミシュランガイド一つ星に輝き続けるメインダイニング『レ セゾン』でしょうか。鉄板焼『嘉門』も捨てがたいところ。前述の『帝国ホテル 寅黒』で季節を感じるおまかせの日本料理をいただくのもいいですね。でも今回は、『ホテルバル』に隣接するフランス料理『ラ ブラスリー』にエスコート、という選択をおすすめ。なんとなく帝国ホテル通(つう)っぽくないですか(笑)?