30分以上かけてパプリカを焼くと驚きの味に…⁉セレブが感動する夏野菜の調理法と夏のおもてなし術とは
【2品目】お豆腐とディルのソース
爽やかなグリーンが映える2品目は、お豆腐にディルのソースをかけています。ソースは、ディルの葉、塩、オリーブオイル、くるみを和えたもの。お好みでナッツの種類を変えても楽しめます。あらかじめ水切りした絹豆腐に、たっぷりとかけていただだくのが見た目も華やかでおすすめ。 お豆腐や野菜は、しっかり水切りをしてあげることで甘みが増します。ナッツの香ばしさと食感がアクセントとなり、暑い夏でも食欲をそそる一品です。
【3品目】スイカとバジル、パルミジャーノ・レッジャーノ
続いて、見た目にも楽しい3品目は、瑞々しいスイカを丸ごと使用した一皿です。 華やかな見た目ながら、つくり方はシンプル。スイカをくり抜き、果肉と果汁をボールに出したら、バジル、ブルーベリー、オリーブオイルを加えて混ぜます。スイカの器に戻し、上からパルミジャーノ・レッジャーノをすりおろしてかければ、ワインにもあう大人の一皿に。 見た目もかわいらしく、チーズのプレゼンテーションもユニークで、会話の弾む一品です。 スイカの赤色を引き立てる、赤いお皿はHIDEYA HOUSEのもの。食材のカラーとリンクした色味のテーブルウェアを選ぶことで、まとまりを出すテクニックです。
夏野菜を調理するポイント
今回は夏がテーマということで、夏野菜を焼いたり、揚げたりといた調理法で提案してくれたhideyaさん。夏野菜は冬野菜に比べて、火を通すことによって、甘みや旨味が引き立つものが多いそう。そんな夏野菜を、じっくり時間をかけて調理することが、今回のおもてなしのポイントです。 「手間をかけた料理というのは、必ずしも凝った調理法や食材を用いることではないと思うんです」とhideyaさん。 「食卓を囲むゲストに喜んでいただくことがいちばんですよね。今回ご紹介したお料理でいうと、3~40分かけて焼くパプリカは、普段のお食事と比べると大がかりかと思いますが、それをして差し上げることがおもてなしだと考えています。手間暇をかけた野菜の甘みは、ゲストに新たな発見や感動をもたらすかもしれません」
hideyaさんが提案する、夏のテーブルはいかがでしたでしょうか? 青や黄色の鮮やかなお皿をメインに、涼しげなガラス素材を取り入れたコーディネートは、夏の食卓にぴったりです。シンプルながら、心をこめた夏野菜のお料理も、ぜひ参考にしてみてください。