【MLB】 コールの好投でヤンキースがオリオールズ下す ジャッジもMLBトップの33号で援護 頭部への死球で乱闘の一幕も
【ヤンキース4-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間7月13日、ア・リーグ東地区首位のオリオールズと2位ヤンキースによる首位攻防3連戦が今日からスタート。初戦はヤンキースのエース、ゲリット・コールと主砲アーロン・ジャッジの活躍によって、ヤンキースが4対1で勝利した。6回1失点7奪三振の好投を見せたコールが今季2勝目(1敗)を挙げ、さらにジャッジがMLB単独トップの33号ソロでコールを援護。一方のオリオールズ先発ケイド・ポビッチは、5.1回3失点の投球で4敗目(1勝)を喫した。9回には頭部への死球を引き金に両軍入り乱れての乱闘となる一幕もあった。 【動画】ヤンキース・ジャッジの両リーグ1位を独走する33号(MLB.comより) ヤンキースは2回、ホセ・トレビーノとジャーマイ・ジョーンズの8、9番の連続タイムリーで2点を先制。その直後にラモン・ウリアスのタイムリー三塁打で1点を返されたが、3回にジャッジが33号ソロを放って追加点をもたらした。0ボール2ストライクと追い込まれていたジャッジだったが、ボールゾーンから入ってくるカーブを見逃さず、カムデンヤーズの深いレフトスタンドに突き刺した。 先発コールは6回1失点7奪三振と今季最高の内容。今季ここまで故障前の力強いパフォーマンスは影を潜めていたが、この首位攻防戦の大一番でやっとコールらしい投球を披露した。ヤンキースは9回にもフアン・ソトのタイムリーで1点を追加し、9回裏は守護神クレイ・ホームズが締めくくって4対1で逃げ切った。 しかし、ホームズは9回一死からヘストン・キースタッドの頭部に死球を与えてしまい、それが発端となって乱闘が発生。ヤンキースベンチに向かって詰め寄ったオリオールズのブランドン・ハイド監督が退場処分を受けた。両軍は6月にもアーロン・ジャッジに対する死球と、その報復と見られる翌日のガナー・ヘンダーソンへの死球で因縁があった。