6戦未勝利で5位に転落。立て直しを図る上で必要なマインドとは。立川主将・上村充哉「いいプレーに目を向けることも大事」|フットサル
11月2日、小田原アリーナにてFリーグ2024-2025 ディビジョン1の第13節が行われ、湘南ベルマーレと立川アスレティックFCが対戦。立川が1-5で敗戦した。 【映像】「2028年W杯へ、自分らしく」日本代表初選出・南雲颯太の覚悟 試合を終え、立川の饗場健監督とキャプテンの上村充哉が記者会見に出席した。
チームとしての選択の上で、個人の強みを出す
●立川アスレティックFC|饗場健監督 ──今日の試合を振り返って。 スコアのとおり難しい試合だったと思います。ただ、点差もそうですが、一つひとつの勝ち点のほうが大事になってきます。パワープレー返しもありましたし、点差がどうというよりは、しっかりこの負けを受け入れて、検証して、次の町田戦に向けてやっていくしかないのかなと思います。 ──あえて敗因を挙げるとしたら? 敗因は一つだけということはありません。ただ、チームとして、選手一人ひとりがやるべきプレーを、より全体として共有しなければいけないと思います。 選手個人の選択だけでなく、しっかりチームとしてするべき選択を、練習のなかでは落とし込んでいます。それを忠実にやったなかで、選手としての強みを出していくことが、今日はあまりうまくできなかったのかなと思います。 ──中断明け1敗3分と、勝てていない要因は? この要因も一つではないとは思っています。勝てていない試合のなかでも、いいゲームはありましたし、今日の試合でもいいシーンと悪いシーン両方がありました。追いつく試合は多かったので、試合が崩れた時に立て直すことはできても、逆転して勝ち切るところまでいけていなかったことが要因の一つだと思います。 あとは、最初のほうに勝利が続いていた分、うまくいかない時に、なにがうまくいっていないかが、若干わかりきっていない部分があったかもしれません。 ただ、そこから数試合をこなしていくなかで、より集中する時間帯などは、先週から少しずつ理解してきたと思います。今後はそういうところをトレーニングのなかから向き合っていくことが必要だと思います。 ──今後どんなアスレになっていきたいですか? 若い選手からベテランまでいますし、選手だけでなくスタッフも含めて、チーム全体としてのある程度の再現性が必要だと思います。 繰り返しになりますが、そのなかでいろいろな選手がいるからこその強みは出せると思います。選手の強みと、チームとしての強み、そこを基盤として両面を上げていくことが今後は必要だと思います。