女子ゴルフ国内だけでなく米ツアーもアウト…八方塞がりの渋野日向子はどこで何を?
新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収まらない中、女子ゴルフの国内ツアーは開幕から3試合連続で中止となった。「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」の主催者と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は13日、大会の中止を発表。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」、2戦目の「明治安田生命レディスヨコハマタイヤ」に続いて”職場”を奪われた女子プロたちの多くはインスタグラムなど自身のSNSで現況を報告したり、プレーをしている姿をアップしている。しかし、インスタグラムのフォロワー数が41万を突破し、断トツの注目度を誇る渋野日向子(21、サントリー)の動向は、まったくわからない状況だ。 彼女はいったいどこで何をしているのだろうか? 13日には昨年の「AIG全英女子オープン」優勝後にTポイントとスポンサー契約を結び、初のホステス大会となるはずだった「Tポイント×ENEOS」の中止に関してコメントを掲載したが、所在については一切触れていない。 プライベートの姿をアップしたのは、今月4日の練習場での練習動画が最後。それも、どこの練習場かは特定していなかった。 13日に掲載したコメントには「まずはじめに、開催を楽しみにしてくださっていたファンの皆様、大会が中止となり皆様にお会いすることができず、とても残念に思います。Tポイントさんの契約プロとして初めて臨む大会で、私自身もとても楽しみにしていました。また皆様の前で笑顔と元気を届けられるように、引き続きしっかりと調整を続けていきたいと思っています」と中止となった無念さをつづり、「開催に向けて準備をして頂きました大会関係者のみなさまのご尽力に感謝を申し上げます。一刻も早く新型コロナウイルスの影響が収束することを、心より願っています」と述べている。 渋野は2月の米ツアー2試合を含め、これで出場予定だった試合が5試合連続で中止となった。いまだに開幕が迎えられない中、関係者によると、練習拠点の兵庫・パインレークGCを中心に練習を続け、4月2日に開幕する今季メジャー初戦の「ANAインスピレーション」(米カリフォルニア州)に照準を合わせていたという。 当初、米国なら試合が行われるのではないか、という見立てで1か月遅れの開幕計画を練っていたのだが、その計画も修正を余儀なくされる事態となった。