「夫への憎しみを抑えられない」子育てで追い詰められた妻にひろゆき・ゆか夫妻が助言した、離婚する前にすべきたった一つのこと
ゆか「制度としてはまだセーフティーネットがある、ということだね。だけどここで想定する夫婦関係にとっての最悪は、『平等にも公平にもならない』ところだと思っていて。夫が仮に手を動かさなくても、その人が他にサポート要員を見つけてくれば良いと思うのね。後は、見つけることすらできなくても、そこで発生するお金を負担すればまだマシだと思ってる。でも、それすら厳しいとなると」 ひろ「実家が遠くて若いから、経済的にも厳しいってなるパターン」 ゆか「今回の質問については、実家が遠いとか、親族の協力の可否は書いてないから、可能性あったら頼ってくださいだよね、まずは」 ひろ「診断書をもらって、休業補償で働かないで手当をもらうというパターンもある。その場合は、給料の8割が働かなくてももらえるから、子育てに専念しててよくなる。夜泣きの対処をして、夫に相談して、親族援助も得られないなら、行政に頼る手もあるから、詰むことはない」 ゆか「産休・育休終えて、復職をしてからの休職になるだろうから、質問者さんの精神的なハードルもあると思うけど、背に腹はかえられないという感じだよね」 ひろ「まずは『大丈夫になる方法はある。その中からどれを選ぶか?』という話で考えたほうが弱ってる人にはいいと思うんだよね。どうにもならないと思い込んで、もっと悪い選択肢を取る人いるからね」 ゆか「そこは同意。まずは質問者さんの心身の健康を、最優先に考えてほしい。恨むとか、その想像が本当か確かめるとかは、ある程度元気になってから確かめれば良いし、とりあえず子どもにとっての良い父親であるのなら、パートナーとして適しているかどうかを、ゆっくり時間かけて見極めれば良いと思う。その間、お金貯めたりもできるし」 ひろ「まぁ、離婚はすげーエネルギー食うらしいからね。弱ってる時にやるべきことではない気はするね」 ゆか「何事も、体が資本ですからね」 ■総括 ・1人で抱え込まない! パートナーや親族、友人、行政、民間のサービスなど、頼れそうなものは全て活用して、負担を軽減しよう ・病院で診断書をもらい、その上で育児負担の軽減・分担を旦那さんと話し合い、反応を見てみよう ・まずは自身の健康が第一。休業補償をもらいながら休職する選択肢も視野に入れよう ・何事も体が資本。恨んだり、疑惑を確かめたりするのは自分が元気になってから 【お悩みを募集中!】 連載「西村ゆか&ひろゆきの夫婦のトリセツ」では、夫婦・パートナーにまつわるお悩みを募集しています。ご応募はこちらのフォーム から!(https://publications.asahi.com/feature/nishimura/) 西村ゆか/Webディレクター。東京北区出身。インターキュー株式会社(現GMOインターネットグループ株式会社)、ヤフー株式会社を経て独立。2015年よりフランス移住。著書に『だんな様はひろゆき』(wakoとの共著、朝日新聞出版)、『転んで起きて』(徳間書店)がある。 ひろゆき/1976年、東京都生まれ。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)などがある。 【こちらも話題】 深夜に大音量でゲームを始め、飛び起きた私に「耳栓したら?」 ひろゆきとの夫婦喧嘩の仲直りのルール 西村ゆか&ひろゆきの夫婦のトリセツ https://dot.asahi.com/articles/-/231832
西村ゆか,ひろゆき