トーヨータイヤ「オープンカントリー」装着車が過酷なオフロードレース「スコア・バハ400」で総合優勝!
トーヨータイヤはこのほど、9月10日(火)~15日(日)にかけてメキシコで開催されたオフロードレース「第5回 SCORE BAJA 400(スコア・バハ400)」において、ピックアップトラック/SUV用タイヤ「オープンカントリーM/T-R」を供給、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.とサポートしたブライス・メンジス選手チームが総合優勝を果たし、同大会4連覇を達成したことを発表した。なお、アラン・アンプディア選手チームが総合2位、リストファー・ポルヴォード選手チームが総合4位、タボ・ヴィルドソーラ選手チームが総合5位に入り、トーヨータイヤのサポート選手チームの1、2フィニッシュ、および4選手チームがTOP5を占める好成績を収めた。「トーヨータイヤがレースを通じて支えてくれたからこそ、総合優勝を成し遂げることができたと実感しています」(ブライス・メンジス選手) 【関連画像】オープンカントリーシリーズのトレッドパターンの違い 「スコア・バハ400」は、世界有数の過酷なオフロードレースシリーズ「スコア・ワールドデザートチャンピオンシップ(全4戦)」の第3戦にあたる。起伏の続く砂漠地帯や険しい山岳地帯で構成されるコースを完走するためには、装着タイヤの耐久性と悪路走破性が高いレベルで求められる。ブライス・メンジス選手は自身の豊富な経験とドライビングテクニックで全行程約425マイル(約639km)を7時間53分57秒で完走し、総合優勝した。また、トロフィートラックレジェンド部門ではグスタボ・ヴィルドソーラ・シニア選手がクラス優勝を果たした。 ブライス・メンジス選手はこのようにコメントしている。 「これまで多くの勝利を果たしてきましたが、バハ400での4連覇は格別です。これほど素晴らしいタイトルを今まで手にしたことはありません。バハ400は今シリーズの中でも特にテクニックが求められるレースで、私のドライビングスタイルに合っていると思います。今大会においてもトーヨータイヤがレースを通じて支えてくれたからこそ、総合優勝を成し遂げることができたと実感しています」 なお、現在2024年スコア・シリーズの最上位クラスであるトロフィートラック部門では、ブライス・メンジス選手とアラン・アンプディア選手が首位争いを繰り広げており、タボ・ヴィルドソーラ選手が3位、クリストファー・ポルヴォード選手が4位につけ、トーヨータイヤサポート選手が上位を独占している。トロフィートラックレジェンド部門ではグスタボ・ヴィルドソーラ・シニア選手がランキングトップに位置しており、11月12日(火)~17日(日)に開催される最終戦「スコア・バハ1000」でのタイトル獲得が期待されている。 「オープンカントリー」シリーズ オープンカントリーは、ピックアップトラック/SUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力タイヤブランド。同社は、「ダカールラリー」や「スコア・ワールドデザートチャンピオンシップ」をはじめとする国際的なオフロードレースにおいて数々の好成績を収め、耐久性や耐外傷性、悪路走破性など、卓越した性能をハイレベルな領域で磨いてきた。こうしたレースで培った高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUVの本場である北米市場で高い評価を得ている。一方、国内ではタイヤサイド部のブランド名や商品名を白い文字で立体的に表記した「ホワイトレター」を採用した商品がアウトドアやファッションを志向するユーザー、カスタマイズを楽しむドライバーの間で高い支持を獲得している。
MotorFan編集部