中日・根尾、打撃で観客沸かせるも…今季初先発は3回6失点でノックアウト
◆ 4回の攻撃で代打・龍空を送られ交代 中日の根尾昂投手(24)が4日、敵地・マツダスタジアムでの広島戦で今季初先発。初回に一挙5点を失うなど3回8安打6失点で降板した。 リリーフ登板した5月16日の阪神戦(バンテリンドーム)以来の一軍登板。その初回、先頭の秋山にストライクが入らずストレートの四球を与えると、続く野間には左前打を許し無死一、三塁のピンチを招いた。3番・中村貴には投手強襲の適時内野安打を許し先制されると、自らの二塁悪送球も絡み再び無死一、三塁のピンチ。立ち上がりは制球に苦しみ、ストライクを取るのがやっとだった。 その後、4番・小園、5番・坂倉に連続適時打を浴び0-3。6番・林を一ゴロに仕留めようやく最初のアウトを取ったものの、続く矢野に左越えの2点適時二塁打を浴び瞬く間に5失点となった。 直後の2回表、9番打者として広島先発・九里から右中間突破の適時二塁打を放ち今季初安打&打点を記録。バットで観客を沸かせたものの、その裏のマウンドで先頭の秋山に右越えソロを浴び1-6と再び5点ビハインドとなった。 3回裏は二死二塁のピンチを凌ぎようやくゼロを刻んだものの、一死満塁の好機で巡ってきた4回表の打順で代打・龍空を送られ交代。根尾の今季初先発は3回54球、8安打6失点(自責点5)、1奪三振1四球の結果となり、今季の防御率は9.39となった。
BASEBALL KING