クレカを持たない大学生の娘が、プラダを「コンビニ後払い」で購入していたことが発覚…!ネット通販で後払いを選択する人は多いのでしょうか?
クレジットカードを持っていない学生でもネット通販で買い物できる方法として「後払い決済」が注目を集めています。商品が届いてからコンビニなどで支払いができる後払い決済とはどのような仕組みなのか、確認しておきましょう。 本記事では、後払い決済を利用するリスクについても解説します。
クレジットカードがなくても買い物ができる「後払い決済」とは?
後払い決済とは、商品の購入代金を購入時ではなく後で支払うキャッシュレス決済のことをいいます。広い意味でいうとクレジットカード決済も後払い決済に含まれ、そのほかにもキャリア決済やコンビニ後払いなどがあります。これらの方法を利用することで、クレジットカードを持っていない人でもネット通販で買い物することが可能です。 学生の申し込みを不可としているクレジットカード会社もあるため、大学生だとクレジットカードを持っていない人もいるでしょう。しかし、今回の「大学生の娘がプラダをコンビニ後払いで購入した」という事例のように、クレジットカードを持たない学生が高額な買い物をすることもできてしまう可能性があります。
「コンビニ後払い決済」の仕組み
後払い決済の中でも、コンビニ後払い決済は特に利用しやすく、ネット通販でも選択する人が多い可能性があるでしょう。 コンビニ後払い決済とは、商品注文後に設定された期日までにコンビニで代金を支払う方式です。例えば、消費者がネット通販などで商品を注文した場合、その商品の代金を後払い決済サービスの運営会社が消費者に代わって通信販売事業者へ立て替えて支払います。そして、消費者が期日までに購入代金をコンビニなどで支払うという仕組みです。 ショップごとに利用限度額が決まっていたり、手数料が発生したりする場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
後払い決済を利用するリスク
後払い決済は事前にお金を用意する必要がなく、クレジットカードを持っていない人でも利用できることなどがメリットですが、リスクもあるので確認しておいた方がよいでしょう。 まず、代金の支払いを先延ばしにできることで、使いすぎてしまうおそれがあります。商品の購入と同時に代金を支払う場合は、その場でお金がなくなるため「お金を使った」ということを実感しやすいはずです。 しかし、後払いの場合は購入時に支払いをしないため、後のことを考えずに買い物をしてしまう人もいるかもしれません。支払いを済ませていない状態で新たな買い物をしてしまい、複数の支払いを同時に済ませなければならなくなることもあるでしょう。 また、支払いを忘れてしまうケースもあります。決められた期日までに支払わなかった場合は遅延料が発生し、負担が大きくなる可能性があります。もし、支払いの遅延を何度も繰り返してしまった場合、後払い決済サービスの利用が制限されることもあるため、注意が必要です。