練習グリーンと本番グリーンの速さが全然違う気が… なぜ「スピードの違い」が起こってしまうの?
グリーン以外にもある! 練習用とコース用の大きな違い
さらに、飯島氏は「グリーン以外の面で見ても、練習用と本コース用とで環境が異なるゴルフ場も多い」と話します。 「アゴが深く突き出しているバンカーのことを、日本では設計者の名前を取って『アリソンバンカー』と呼びます。難易度が高めのコースに設置されていることが多いです」 「しかし、なかにはコース内にアリソンバンカーがないにもかかわらず、練習エリアだけに設けているゴルフ場も存在します」 「いわゆる『プラクティスゾーン』と呼ばれる練習エリアは『コースの縮尺模型』として、実際のコースの一部を切り取った姿であるべきだと思います。私自身、『ゴルフ場の経営コンサルティング』という仕事をするなかで、プラクティスゾーンのあるべき姿について何度も指導してきましたし、今も現在進行形で続けています」 「練習用と本コースでグリーンの状態が異なるゴルフ場は良くない」と一概にはいえませんが、よりスムーズに違和感なくラウンドを楽しめるのは、二つの状態をそろえているゴルフ場のほうかもしれません。
ピーコックブルー