<40人の魂>センバツ・京都国際 加藤蒼選手(2年) /京都
◇雪辱、聖地で果たす 加藤蒼(あおし)選手(2年) 2020年秋の公式戦は代打などで3試合に出場したが、安打は放てなかった。今も悔やむのは、近畿大会準決勝での大阪桐蔭戦。逆転されて4点差をつけられた直後、3長短打と四球でチームは息を吹き返したが、代打で起用された自身はゴロに打ち取られ、2点を返して終わった。「あれで流れが止まり、コールド負けにつながった」と猛省する。 この冬は課題だった左投手の変化球に対応すべく、打撃フォームを改善。打ち返す感覚をつかみつつあるという。「甲子園は(日本ハムに入団したOBの)上野響平選手たちも行けなかった場所。どういう場所なのか、知りたい」。あの日、打てなかった一打を、聖地で放つ覚悟だ。【中島怜子】 ……………………………………………………………………………………………………… (1)北宇治中(宇治市)(2)175センチ・81キロ(3)右・左(4)感謝(5)兄(6)きつねうどん ……………………………………………………………………………………………………… 【プロフィルの見方】(1)出身中(2)身長・体重(3)投・打(4)好きな言葉(5)憧れの人(6)好きな寮の食堂のメニュー 〔京都版〕