【難読地名】40代男性が選ぶ「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名ランキング! 2位は「直方市」、1位は?
福岡県は九州の本土の北部に位置し、「北九州」「福岡」「筑後」「筑豊」の4地域があります。そのなかには地元の人々にとってなじみ深い一方で、ほかの地域の人々には少々読みにくい市町村名も数多く存在します。 【画像:ランキング17位~1位を見る】 ねとらぼでは、2024年5月6日から5月13日にかけて「『地元民しか読めない』と思う福岡県の市町村名は?」というアンケートを実施していました。 本記事では寄せられた投票の中から「40代男性」の結果に絞ったランキングを紹介します。福岡県にある市町村の中で、40代男性から「地元民しか読めない!」と票を集めたのはどこだったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう!
●第2位:直方市
第2位は「直方市(のおがたし)」でした。直方市は福岡県北部に位置し、筑豊平野のほぼ中央に広がっています。市内にはJR筑豊本線が走り、九州縦貫自動車道や国道200号バイパス、環状道路などの主要幹線が整備されています。 直方市の歴史を紐解くと、1675年に当時東蓮寺藩と呼ばれていた藩が「直方藩」に改名されました。この名称は、藩内の小村である「直方(能方)村」(現在の直方市中泉)の読み方を参考にし、中国の古典『易経』から縁起の良い文字を選んだものだといわれています。
●第1位:築上郡上毛町
第1位は「築上郡上毛町(ちくじょうぐん こうげまち)」でした。上毛町は福岡県の東端に位置し、北側には吉富町、西側は豊前市があります。また、山国川を挟んで大分県中津市と隣接しています。 歴史をさかのぼると、この地域はかつて「三毛郡(みけのこおり)」と呼ばれ、山国川を境に「上三毛郡」と「下三毛郡」に分かれていましたが、その後、それぞれ「上毛郡」「下毛郡」となりました。現在の「上毛町」という町名は、2005年に新吉富村と大平村が合併した際、かつての郡名である「上毛郡(こうげぐん)」にちなんで名付けられたものです。
林田祐太郎