大混戦の関東リーグ戦はラスト3戦へ!注目の「法政大学×流通経済大学」。関東大学リーグ戦2024
法政大は、ポジション図の中心ライン、ゲームの質を左右する2、8,9、10、15に安定感のある好選手が多い。
2勝目を挙げた立正大戦は将来性のある2番(HO)花澤祐太、昨年のNZU戦で敵将からも讃えられたNO8宮下晃毅。そして経験豊富なSH小山田裕悟、SO金侑悟主将のハーフ団。バックスリーダーの一人であるFB北川拓来。
対戦相手との兼ね合いもあるが、法政大の4試合の合計得点は東海大に次いで2位(166)。安定感のある主軸たちを土台に確かな攻撃力を証明している。
流経大戦の先発メンバーは、こちらも13人が引き続き先発。東福岡出身の190cmLO上杉太樹(2年)、秋田中央高卒のFL三浦幹太(3年)が2つの変更点だ。
法政大は、立正大戦は前半17-0とリードしながら、後半のみのスコアで17-19と逆転を許してしまった。流経大は終盤まで高い攻撃力を維持できる。法政大は守備の一貫性がひとつカギを握るだろう。
流経大はセットプレーを安定させたい。スクラムの最前列中央のフッカーが両軍1年生というのは珍しい。スクラムバトルはファーストから注目したいところだ。キックオフは午後2時。出場3枠獲得へ着実に前進するのはどちらか。
多羅 正崇