サラーが止まらない17戦16発! リバプール連勝で独走首位キープ、遠藤航も5試合ぶり出場
[12.26 プレミアリーグ第18節 リバプール 3-1 レスター・シティ] プレミアリーグは26日、第18節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールがレスター・シティを3-1で破った。序盤に失点を喫したが、FWモハメド・サラーの得点ランキングトップ今季16点目などで3ゴールを重ねて2連勝。1つ消化試合の多い2位・チェルシーとの勝ち点差を7に広げた。遠藤は後半42分から5試合ぶりに途中出場した。 【動画】17戦16発!サラーが圧巻の精密左足シュート 濃い霧の中で始まったボクシングデーのリーグ戦。リバプールは開始早々の決定機を決め切れずにいると、前半6分、先に失点を喫した。相手のテンポの良いパス回しに寄せ切れず、右サイドのDFトレント・アレクサンダー・アーノルドがMFステフィー・マビディディに突破されると、グラウンダーのクロスにMFジョルダン・アイェウが反応。DFアンドリュー・ロバートソンが背中で制され、右足シュートを蹴り込まれた。 その後は濃霧の影響か、ゴール前でのわずかな精度を欠き、ロバートソンのヘディングシュートやFWモハメド・サラーのカットインシュートが枠に嫌われたリバプール。それでも前半アディショナルタイム1分、MFライアン・フラーフェンベルフ、MFアレクシス・マック・アリスターとつないだボールをFWコーディ・ガクポが左で受けると、カットインから右足一閃。巻いたシュートをゴール右隅に流し込み、同点に追いついた。 すると後半4分、リバプールは立て続けのCKでゴール前を攻め込むと、大半の相手選手をペナルティエリア内に閉じ込めたまま波状攻撃を展開。美しい右サイドの崩しから、サラーのスルーパスにマック・アリスターが抜け出すと、折り返しのパスにMFカーティス・ジョーンズが合わせ、早い時間帯で逆転に成功した。 さらに攻めるリバプールは後半23分、フラーフェンベルフの浮き球パスをサラーが折り返し、相手のクリアをガクポがまたも叩き込んだが、今度はVARの介入でサラーにオフサイド判定。それでも同37分、ガクポの浮き球パスを右サイドで受けたサラーが針の穴を通すかのような精密なカットインシュートを突き刺し、3-1とした。サラーは今季17試合目にして16点目。アシストも11を記録しており、驚異的なペースでまたも得点に絡んだ。 後半42分には遠藤がフラーフェンベルフに代わってボランチの一角で出場。プレミアリーグでは11月24日のサウサンプトン戦(◯3-2)以来5試合ぶりの出場となった。ファーストプレーはサイドに寄せた相手を倒し、ファウルとなったが、2度目のプレーはMFブバカリ・スマレへの完璧な寄せでボールを奪うと、その後も中盤中央で安定したパフォーマンスを発揮し、試合を締めた。